2019.3.20 福岡 【警固神社】
年号が令和に変わり、令和元年の御朱印をとある神社でいただいたはいいものの、まだまだ平成時代にお参りした日記をつけていない事を思い出し、バタバタ追いつこうとしています。
平成31年3月20日にお参りしたのは、福岡市の人通りの多い場所に位置するお宮さんです。
福岡市の天神中央公園の隣に鎮座する警固神社(けごじんじゃ)。
神社を写真に撮ると、どこかに街中感が醸し出されがちです。
いざなぎのみことが黄泉の国から戻ってきた時に、体についた垢を祓った際に生まれたという『八十禍津日神(ヤソマガツヒノカミ)』と、八十禍津日神がもたらす禍いを
正しい道へ導いてくださる『神直日神(カンナオビノカミ)』『大直日神(オオナオビノカミ)』の三柱が祀られています。
警固(ケゴ)というのは、福岡市にも地名として残っていますが、“日々の罪けがれ、病や災いから警しめ(いましめ)、固って(まもって)下さる神”として警固と呼ばれるようです。
本殿の奥にはMITSUKOSHIとJoyfullのロゴが目立ちますが、警固神社がこの地に鎮座するようになったのは1608年。
まさか黒田の殿さまも本殿の裏に三越とジョイフルが建つなんて、考えもしなかったでしょう。ちなみに、鳥居の真正面はビックカメラです。
本殿の裏に回るとジョイフルの入り口・・・ではなく
菅原道真公を祀る菅原神社と
そして、本殿エリアからちょっと離れたところにあるのが
今益稲荷神社。ここの由緒書きには『人生を、商売を、いまを、ますます、ゆたかにしてくださる神さま』とあります。
このお稲荷さんの前に座るおキツネ様は珍しく
笑っておいでです(^-^)
この二体を撫でて帰ると、福がついてまわるそうで。
撫でまくってきました。
そしてこちらの警固神社、
おいしくいただくことが出来る御神水と
足湯なんかもあります。
足湯は女性の先客がいて入りづらかったので写真だけ。
いただいて帰りました。
福岡市天神のど真ん中に鎮座する警固神社。これまでも何度かお参りしたことはありましたが、手を合わせるだけではなかなか奥深さはわからないものです。やっぱり、いろいろと知ったうえでお参りしたほうがいいと、改めて感じさせられました。
2019.2.26 佐賀 【唐津神社】
佐賀県唐津市の沖、高島から定期船に乗って唐津城下に戻ってきました。唐津駅に戻る途中の唐津神社でお参りです。
青空にも映える、白塗りの鳥居が出迎えてくれます。
何とも美しい…。
開運の無事を祈願して宝鏡を奉納。それが後に、近くの海岸で見つかり、当時の天皇に奉納したところ、“唐津大明神”の称号を得たのが始まりとされているようです。
重厚なたたずまいを残す本殿でお参り。御祭神は底筒男命・中筒男命・表筒男命の住吉三神。そしてかつての唐津の殿『神田宗次公』が祀られています。この神田宗次公が海岸で宝鏡を見つけた張本人。
秋にはお祭り『唐津くんち』で盛り上がる唐津神社は参道の両脇に摂末社もお祀りされています。
白飛稲荷神社
寿社
鳥居天満宮
水天宮
白玉稲荷神社
廿日恵比寿神社
火伏稲荷神社
そして御朱印もいただきます。
それぞれの摂末社にお参りしながら、腹が鳴るのを感じておりました。
この頃、14時過ぎ。
唐津神社の隣には唐津くんちの曳山展示場があり、そちらも覗いてみたかったのですが空腹には勝てず。唐津神社を後にしました。
「唐津に来たらイカだなぁ」なんて来た当初は思っていましたが、結局駅のラーメン屋に入る、45歳のおじさんでした。
2019.2.26 佐賀 【宝当神社 塩屋神社】
この日はチョット遠出してみました。
福岡市営地下鉄、空港線の福岡空港とは反対の終着駅、姪浜からまだ先の佐賀県唐津市へ。
地下鉄空港線は姪浜駅で車両は地上に上がります。そこからJR筑肥線となって唐津方面に向かいます。博多駅からだと1時間30分くらいで着きます。
佐賀県の北西に位置する唐津市。唐津くんちっていう大きなお祭りも有名ですが、なんと言っても唐津といえばイカ🦑‼︎
私は子供の頃からイカの刺身のヌメヌメ感がダメで食べれなかったんですが、唐津で出されたイカを食べてから、イカの刺身も食べれるようになりました。とにかくあの透明感は半端ないっす。
そんな唐津市から船で渡ったある島が今回の目的地です。
唐津駅から歩いて渡船場へ。途中、唐津神社も見えますが、こちらは帰りに寄るとして、およそ15分で桟橋に到着。
ここから唐津城のベストビュー。
そうこうしてると小さな船がやって来ました。
コレに乗って向かうは高島です。
島と唐津との定期船なので、島の方の生活の足にもなっています。私を始めとする観光客ももちろんたくさんいましたが、買い物帰りの爺ちゃん婆ちゃんの姿、また郵便局の人、自動販売機の補充の人の姿も。
船に揺られることおよそ10分。先に見えるのが高島。
高島に到着です。唐津の沖合に浮かぶ小さな島、高島が観光客を集める理由、それは宝当神社です。
テレビなどでも度々取り扱われているので、ご存知の方も多いのでは?
名前がまさに『宝が当たる』神社。お参りされた方の中から多数の宝くじ高額当選者が出たことで有名になり、今では年間20万人が参拝に訪れるそうです。
ちなみに私は、宝くじに当たろうと思ってお参りに来たわけでなく、普通の参拝です。
船から降りると、一人の女性が大声張り上げて宝当神社を案内してくれています。
これには実は訳があって、宝当神社で宝くじ当選のお参りをする場合『開運宝当袋』なるものがあればなお良し とのこと。その袋を売ってる売店のおばちゃんが「宝当神社お参りの宝当袋はこちらに売ってまーす」って営業で案内してるんでした。
一応、売店の中ものぞいてみましたが、私は宝くじ買わないのでスルー。宝当神社を目指します。
島の住宅が並ぶ中に、ひっそりと佇む宝当神社。想像以上に小さかったです。
御祭神は大友宗麟にも支えた高島の伝説のヒーロー、野崎隠岐守綱吉公。当時、戦で城を追われて高島にたどり着いた綱吉公。海賊を退治するなど島に尽力した功績を称えて島の大権現として祀ったのが始まりだとか。
明治になって島の産業として製塩業が盛んになり、島が潤い出したのも綱吉公のおかげで島の宝であるとして、『寳當神社』と刻した石造りの鳥居を奉納した頃から『宝当神社』として親しまれるようになったようです。
本殿には靴を脱いで上がってお参りできました。
宝当神社には裏参道なるものがあり行ってみると小さなお賽銭箱が。
この案内を読むと、この祠の真下に、御祭神の野崎隠岐守綱吉公のご遺体が安置されているとか。まさにここは御廟でもある訳ですね。
こちらにもしっかりお参り。
御朱印もいただきました。
高島でのお参りには、もう一つ伺うところがあります。島民の生活道路、農道を通って小高い山の上にある塩屋神社。
えっ?入って大丈夫なの?って不安になるようなフェンスを抜けた先にありました。
無人の神社ですが、高島の氏神様として祀られているだけあって、島の人が管理されているのでしょう。古いけど綺麗なお宮でした。
さて、高島での目的を果たし、帰りの船までだいぶ時間があるので、高島の海鮮を頂けるお店へ。下調べしてる時に見つけて、チョット楽しみにしてました。
港から200mくらい先に見えます!「お食事」の文字が‼︎ いぇ~い! 海鮮だぁ~‼︎
店先に立つと
「本日は都合によりお休みします」
‼︎‼︎ よりによって今日⁈
港の近くに喫茶店もありましたが、気分は新鮮な海の幸とビールモードになってたので、
島のネコと戯れて帰りの船を待つのでした。
つづく
2019.2.24 福岡 【宮地嶽神社】
2月のお参り、福岡県福津市の宮地嶽神社へお参りに伺いました。
宮地嶽神社といえば、嵐の出演する航空会社のCMで全国的にも有名になったあの神社。いまや、嵐ファンの聖地とも。
ちなみに、宮地嶽神社が舞台となった『巫女っちゃけん。』っていう映画もありましたが、あれは30分でリタイアしてしまいました。
福岡市から北九州方面へ。1月にお参りした宗像大社のある宗像市のお隣です。
参道入り口。日曜日でしかもとある特別な日とあって人が多いと予想していましたが、そうでもなく…。
今までのお参りでは、車でビューっと参道通り抜けて本殿のある近くまで上っていましたが、今回は電車とバスでやってきたのでこの鳥居を潜るのは初めてかもしれません。
御祭神は神功皇后。随従の勝村大神、勝頼大神を併せて宮地嶽三柱大神として祭られています。創建はおよそ1700年前ということです。
三柱が祭られているご本殿には、日本一の大注連縄が掲げられています。
直径2.6メートル、長さ11メートル、重さ3トン。これを毎年掛け返られているというからすごいです。
ちょうど梅の花も見ごろ。
ここから先は、今回のお参りで初めて知ったところ。宮地嶽神社には本殿のほかに奥之宮八社と呼ばれるお社が祭られています。
本殿の右側から参拝できるようになっています。
本殿の裏がこんな感じになっているなんて…。
まぁ、興味がないと手を合わせるだけで気づかないんでしょうかね。興味を持って宮地嶽神社にお参りするのは初めてです。
一番社から八番社まで順番があるようですが、ランダムにお参りしています。
二番社、稲荷神社
六番社、台所や食べ物・調理の神様 三宝荒神
七番社、昔から水を大切にしてきたこの地域の人々の、水に対する思いや信仰を込めた水神社。
四番社、子ども達の守り神 万地蔵尊
五番社、淡島神社と濡髪大明神の二社を併せて祭る恋の宮。女性の心身内外を守ってくださる神様だそうです。
このように奥之宮で一際大きく祀られているのが
三番社、不動神社。横穴式石室古墳の中にお不動様が祀られていました。
八番社は薬師神社。修験者が宮地嶽の山中にて修行を行う際に、病気や怪我が無いようにとお薬師さまを祀ったのが始まりなんだそうです。
お参りした順番に写真撮ってたので、ランダムになってしまいましたが、今となっては別に一番から並び替えてもよかったやん…って反省。
奥之宮を下山して、御朱印をいただきました。
実は、お参りした2月24日は嵐のCMでも話題になった“光の道”を見ることができる日だったようです。先に触れた“とある特別な日”というのはその事です。
ということで、御朱印も
“光の道”の文字が入る限定御朱印でした。うれしー。
来た時にも、一応振り返ってみた“光の道”を拝めるのは
このアングルなんです。
昼間でもいいですね~。
が、この写真を撮ったのが12:17。確か整理券が配られるのが15:00だったかと。
ずっと同じところで時間をつぶせない性分なので、ちょうどこの階段の横にあった
看板で我慢して宮地嶽神社を後にしました。
2019.2.16 福岡 【香椎宮 筥崎宮】
2月に入って、福岡市東区のお宮のお参りに出かけました。
福岡市東区の香椎というエリアは大学時代に住んでいたこともあり、地理感はまだ比較的残っているほうだと思います。
その香椎のちょっと入り組んだところにあるのが香椎宮です。
参道は、狭い片道一車線の通りなのにバスも通るし車通りの多い所。でも、歩道は広いんです。
古くは仲哀天皇、神功皇后の神霊を祀っていたこともあり、神社というより霊廟とされていたこともあった香椎宮。
数年前にお参りだけしたことがあったと記憶していますが、「あれ?こんなんだったっけ??」とあいまいな記憶。
本殿は江戸時代後期に再建された『香椎造』という、日本唯一の独特な様式で建てられたものなんだそうです。国の重要文化財にも指定されています。
本殿お参り後、御朱印をいただきました。
摂末社にもお参り。
こちら、稲荷神社と鶏石神社が並んでいます。
稲荷神社には狛狐ですが
鶏石神社とは、石になった鶏をお祀りしたことが起源と伝えられるお宮で
雄鶏と牝鶏の狛鶏は珍しい。
香椎宮にはしょうぶ池があります。
その中之島に浮かんでいるような祠が弁財天社。
かわいい祠に弁財天様が祀られています。財運、開運招福、芸能上達のご利益があるそうな。
香椎宮からお次は、同じ東区の箱崎というところにある筥崎宮へ。
こちらは、地下鉄の駅に箱崎宮前駅があり、そのルートで向かいました。
地下鉄の駅を出ると、比較的本殿に近づきすぎるので、広い参道を戻って二の鳥居をパチリ。ここからさらに参道を戻って国道3号線沿いには大鳥居があったんですが、老朽化により解体されちゃったそうです。
一月三日に行われる『玉せせり』というお祭りや、数百件の露店が並ぶ秋の『放生会』などでも知られる福岡でのお参りには欠かせないお宮の一つです。
ちなみに我が家では、子どもの誕生の際のお宮参りは筥崎さんにお世話になりました。
いつ見ても立派な楼門。一般参拝の場合、この楼門から拝殿に向かってお参りします。
御神木の筥松。ここ筥崎宮は鎌倉中期、蒙古襲来の際に神風が吹いて未曽有の困難に打ち勝つことが出来たことから、勝運の神としても知られています。
と、いうことで
ソフトバンクホークスもキャンプ前に毎年必勝祈願に訪れています。
その際に選手・関係者がサインした絵馬。
ちなみに、アビスパ福岡の絵馬もあります。福岡のプロスポーツチームは大体ここで必勝祈願してこの筥松の玉垣に絵馬を奉納しています。
お宮参りとかでお参りしても、本殿で祈祷してもらうとすぐに帰っちゃっていましたので、今日はじっくり筥崎宮境内を散策。
こちら、亀山上皇尊像奉安殿。
『上皇』って何か最近聞いたなぁって思っていると、そうです、天皇陛下が今年退位されたあと『上皇』となられるというのをニュースで見ました。
亀山上皇も鎌倉時代、1259年に天皇に即位され、1274年に譲位、上皇となられたそうです。
この亀山上皇が蒙古襲来で被害を受けた筥崎宮の再建に尽くされたということで、福岡市の東公園にある“銅造亀山上皇立像”の原型となった木彫造が安置されているのがこちらです。
高さおよそ6メートル。でかーい。
続いて、本殿の裏に回ってみました。こちらには末社が並んでいました。
東末社には稲荷社をはじめとする五社が
西末社には若宮殿をはじめとする五社が祀られています。
こちらは手水舎の近くにある筥崎宮のパワースポットらしいです、湧出石。
この石に触れると運が湧出ます!
ちょっと遠くて触りにくいぞ!!!
指先で何とかチョンと触れました。
意外と知らないこともあった筥崎宮。勉強にもなりました。
2019.1.28 福岡 【住吉神社 櫛田神社】
この日は雨の中、福岡市博多区の神社のお参りです。
博多駅周辺にある企業は、社員総出で初詣によくお参りするのではないでしょうか?
私も博多駅周辺に勤めていたころ、みんなでお参りに来た思い出があります。
ここ福岡の住吉神社は全国の住吉神社の中でも最も古いといわれているそうで、その歴史は1800年以上も前に遡ることが出来るそうです。残されている古書にも『日本第一住吉宮』という表記があるとか。
一月末は、どこの神社も節分に向けた準備が進んでいます。
神社建築では最も古いとされる『住吉造』の社殿。現在の建物は黒田長政公寄進のものなんだそうです。
稲荷神社は工期中で仮設。
本殿周りをお参りしたところで、御朱印をお願いします。
雨なのに、御朱印の列は切れない、人気の神社なんですね。
こちら、本堂周りからちょっと離れた三日恵比寿神社。
恵比寿様っていつも、鶴瓶さんに似てるなぁって(鶴瓶さんが似てるのか)思いますが、ここのは特に似てる。
いろんなところを撫でて御利益にあやかろうとするおっさん。
こちら、酒造の神としても知られる少彦名神社。
これからも美味しくお酒がいただけますように…。
住吉神社からキャナルシティ方面へ。その近くにあるのが博多では重要なお宮の一つではないでしょうか、“お櫛田さん”こと櫛田神社でお参りです。
博多の夏の風物詩、博多祇園山笠が奉納される神社で、博多の総氏神様として最古の歴史を持つ櫛田神社。
先ほどの住吉神社でも節分祭の準備が行われていましたが、ここ櫛田神社の節分大祭も有名です。何てったって
日本一大きなおたふく面がお出迎えしてくれます。
この時期、前を車で通ったことはありましたが、おたふくの口の中を潜るのは初めて。
重厚感ある本殿です。
櫛田神社は三柱が祀られています。
櫛田宮には大幡主命が祀られ、節分大祭の神
と、それぞれ博多伝統のお祭りの主役を祀っています。
こちら、本殿のすぐ真横にある霊泉鶴の井戸。本殿の下から湧いている水で、不老長寿の水として昔は飲用されていたようです。今は飲めません。
本殿の裏に回ると
稲荷神社をはじめとする摂社末社。
さらに、博多祇園山笠の飾り山が展示されています。
そして、今年の節分祭のお知らせも。
盛り上がったみたいですよ
櫛田神社で扱われている御朱印帳、博多にわかのお面バージョンがかわいかった。
私がお参りした節分の季節、櫛田神社のすべての入り口におたふく面があしらわれています。最後に残り二つを。
2019.1.25 福岡 【宗像大社】
これまで寺社仏閣をめぐる中、数多くの世界遺産も伺う事が出来ました。
今回は、日本で世界文化遺産に登録された中でも比較的新しい所に行ってきましたのでその報告です。
先に挙げた寺社は名前を聞くだけでどんなところかイメージしやすい所ですが、今回私がお参りしたのは福岡県宗像市の宗像大社(むなかたたいしゃ)。
福岡市との位置関係はこんなところ。福岡市と北九州市の間くらいの所にあります。
2017年に「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群として世界遺産に登録された構成資産の一つで、日本各地の宗像神社や宗像三女神を祀る神社の総本山です。
私が宗像大社でお参りするのは、おそらく15年位前、車を購入した際にお祓いを受けて以来だと思います。その時は、本殿まで入らなかったような気が…。
ここ宗像大社が車に装着する交通安全お守りの発祥だと聞いたことがあります。
これが手水舎。柄杓がなくて、デッカイ岩から突き出てるパイプから流れてくる水で清めます。こんなの初めて。
この神門を潜った先が
拝殿になります。
全体図を写真に収めるのに非常に難しい。ちなみに本殿は
こんな感じです。
宗像大社は、私がお参りしたお宮だけではないんです。今回お参りしたのが“辺津宮(へつぐう)”といい、大島というところにある“中津宮”、さらに沖ノ島というところにある“沖津宮”の三社を総称して言うのが正しいそうですが、いまではこの辺津宮を大社としていることが多いようです。
とにかく「神宿る」ですから、あまりいい加減なことも書けないので。
詳しくは、Webで‼ とても興味深い由緒です。
宗像大社には本殿を囲むように、たくさんの末社も鎮座しています。112の末社が22の社殿に祀られています。
この社殿すべてお参りするだけでも大変でした。
さらに今回初めて知ったのが、宗像大社はまだこの先にも続くということ。
この先に、さらに神聖なる場所が続きます。
まず、本殿のちょうど真裏に当たるところに二つの社殿があります。
「だいにぐう」「だいさんぐう」 と読むのかと思いきや、「ていにぐう」と「ていさんぐう」。
第二宮には沖津宮の田心姫神が、第三宮には中津宮の湍津姫神が祀られています。ここもお参りすることで、宗像大社の三宮をお参りしたということになるようです。
鎮守の杜の道と呼ばれる神秘的な森の中
さらに登るとそこは
宗像大社の敷地内で最も神聖な場所、高宮祭場。
宗像三女神の降臨地と伝えられています。
木々の生い茂り具合が何とも神々しい。
このあたり、他に誰も写っていませんが結構参拝の方いらっしゃいます。誰もいない瞬間を狙ってシャッター切るのも大変。
この高宮祭場に置かれているのが
この高宮割符というもの。私もお願いをしてきました。
神の降臨した山を下りて、祈願殿にて御朱印をいただきます。
私は前回の太宰府天満宮で神社用御朱印帳が最後のページになったうえに、ストック用の御朱印帳を持ってくるのを忘れてしまっていたので、初めて神社で御朱印帳を購入しました。
新しい御朱印帳のラインナップが増えたという事でしたが、それがまた、かいらしいこと。45のおっさんが持つには気が引けるほどのかいらしさだったので
スタンダードな御朱印帳にしました。
サイズもこれまで使っていた小さなもので、ビニールカバー付きは初。
ここからまた、新たな御朱印の旅スタートです。
今回、宗像大社を巡っていて、一つ私が探していたものがありました。
それは、世界遺産登録の証。というか、「ここ、世界遺産ですよ!」っていう石碑みたいなのが一つも見当たらなかったんです。
これまで巡ってきた所には何かしらあったのですが、宗像大社は登録されてまだ間もないからまだないのかなぁって思っていたら
ありました。
出店のテントの裏に隠れてました。