2018.9.15 長野 【上田城 眞田神社】
2018年のお参り日記
GW中のモノを途中で投げ出し、新しい年になってようやく動き出した不届き者のワタクシですが、その間もお参りにはチョイチョイ行ってました。
9月に会社の年休使って行ったのが、長野県上田市でした。
真田家ゆかりの地は見ておきたいとずーっと思ってて、ようやく実現しました。
雨の朝、早くから動き出し、名古屋9:00発のワイドビューしなの。自由席もあっという間にいっぱいになりました。立ってる人もいる…。何でこんなに人気ある路線なの?
3時間弱で長野県長野市の篠ノ井という駅に。しなの鉄道に乗り換え、上田に到着です。
名古屋を出て3時間半。長かったー。
駅を降りれば
さすが真田づくしです。
事前にチェックしていた上田市のお参りポイントは2ヶ所。上田城にある眞田神社と別所温泉方面。どう巡るのが効率いいか、観光案内で情報入手。
まずは歩いて眞田神社目指しまーす。駅から20分くらい歩いて
上田城二の丸に到着。上田城って、いいイメージしかない城。徳川に建てさせといて、その徳川からの攻撃を耐え忍んだ伝説の城…だと解釈しています。
“落ちない城”として受験生にも人気なんだとか。
その本丸跡に鎮座しているのが
眞田神社です。
上田城の歴代城主、真田氏、仙谷氏、松平氏を御祭神として祀るお宮。歴史がこれまた面倒くさい。面倒くさいなんて言ったら上田の人に絶対怒られるな。
上田の人々の熱い想いが今の眞田神社をつくってきたんでしょう。
そもそもは上田藩松平氏を祀る松平神社として明治時代に建立。
上田城跡の守護神社としての役割も担ってきた松平神社ですから、上田城の名声を高めた真田氏、また真田後の上田藩を発展させた仙谷氏も合わせてお祀りした方が良いという声が戦後高くなり、歴代城主を合祀して上田神社となったのが昭和28年。
さらに、上田神社って市内に別にあるので紛らわしいって事で今の眞田神社となったようです。やっぱり上田の人にとって殿は眞田なんでしょうね。
雨の後なので緑の映える境内。
写真撮影ダメって書いてなかったので踏み込んで撮影してみましたが、本殿のど真ん中に幸村の肖像画が祀られています。
こちら有名な眞田井戸。城郭に抜ける穴があったとか、なかったとか…。
社務所には幸村に因んだ必勝守りとか、厄除け六文銭とか、魅力的なお守りがたくさん。そりゃ、真田家のご加護があれば効き目ありそうだもんなぁ。
でも我慢我慢。御朱印をいただきます。
ちょうど秋の限定御朱印がいただけるようになったばかりでした
昌幸公の兜を押していただきました。ラッキー
つづく
2018.7.15 三重 【伊勢神宮 内宮】
2018年の7月、会社の友人とともに三重に旅してきました。
年内で皆んながバラバラになってしまうことがわかっていたので、最初で最後に旅に行こう‼︎ って思い立ち、伊勢方面に一泊二日の旅、してきました。
半年前の事。さぁ、どこまで思い出せるか⁈
初日は昼過ぎの出発になったし、途中渋滞もあったためそのままお宿へ。オーシャンビューの素晴らしいお部屋。温泉でダラーっとし、食事は海鮮あり、肉あり、アルコールのフリードリンクありで大満足。
夜は男4人で大富豪大会。夜中の3時まで白熱する、まさに大人の修学旅行。
翌日朝は、当然早くから起きて動き出せる訳もなく、でも朝食はあるので、皆を叩き起こして朝食バイキング。眠くても皆んな食う食う。食後はやっぱり眠い…とチェックアウトギリギリまで部屋でダラダラしてからやっと観光っぽいこと目指して動き出しました。
目的地は伊勢神宮。
別に私が行きたいところを無理やり目的地にした訳でなく、みんな行きたいって言うんで。
ナビ通りに進むと途中から「嘘やろ‼︎」って山道。車一台通るのがやっとのヘアピンカーブ連続の峠道。対向車が来たら、絶対アウトの道幅。
結構登ってきました。
この道は剣峠というらしい。脱輪して車ごと峠に落ちても、ケータイの電波繋がりません。誰も助けに来ません。そんな峠道を延々走ると、突然伊勢神宮横に出ました。
ナビが“のこり数百メートル”の表示してても、まだ山道の中だったので、本当に突然伊勢神宮が現れました。
この日は確か、世間も3連休の中日で参拝客もたくさん。すんなり車を駐車場に入れれる訳なく、ちょっと離れた運動公園か何かの駐車場に。
ここから伊勢内宮を目指しました…。これがこの日一番の苦行となろうとは…。
2018年の夏は記録的な猛暑が続きましたね。その猛暑のスタートがこの7月の連休だったんです。
4人で汗だくになりながら歩きました。おかげ横丁も暑い‼︎ どこかに入って涼みたいけど、その店に入るのに炎天下並ばないといけない。ムーリー (-。-;
やっとの思いで、内宮入り口に到着。この頃には下着のパンツまで汗でグショグショでした。
宇治橋を渡って参拝ルートに足を踏み入れます。
手水舎で清めた後に五十鈴川御手洗場があります。ここでも手を清めます。…ていうか、ちょっとクールダウンもできます。
ルートに戻って正宮へ。この辺りから参拝者の数がハンパないことを改めて知らされます。
途中、このそびえ立つ大木の神々しさに心奪われ、オッサン4人、立ち尽くします。
そしていよいよ正宮へ。写真はこの階段の下まで。
江戸時代から誰もが一生に一度はお参りしたいと夢に見た本殿の前で、人混みに揉まれながら手を合わせます。
来た道を戻って駐車場へ。私は御朱印をいただくために、その列に並びます。その間に、タバコでも吸いながら次の予定でも考えといて!と伝え、別行動。私一人なら、外宮に猿田彦神社とお参りを続けますが、そうはならないだろうなぁ。
後ろで並んでたご婦人が差す日傘に頭をツンツンされながら汗だくでいただいた御朱印。
メンバーに合流すると、やっぱりこの猛暑と汗が我慢ならん!ということで、スーパー銭湯に行くことになったようです。
やっぱりもうお参りはいいよね。でも
賛成。
サクッと汗ながして、休憩どころで一眠りして、愛知へと戻りましたとさ。
2018.5.5 京都 【慈照寺 大豊神社 熊野若王子神社】
前回の投稿の最後に、「つづく・・・」としておきながら
「更新しなきゃなぁ・・・しなきゃなぁ・・・」
「あれぇ、銀閣寺でもらったパンフレット、どこにあるんだっけ・・・」
「この写真、どこの写真やったかなぁ・・・?」
「今週の競馬、何だっけ??」
「やったぁ!ソフトバンクホークス日本一だ!!」
「ヤバイ!来年から俺ってどうなるの!?」
・・・とか色々ありまして、半年も放置してしまうという、最低の管理人です(涙)
2019年になったのに、2018年の備忘録なんて・・・しかも、GWのお話。
こちらの続きです↓
関西ぶらりひとり旅 in京都。
鴨川のほとりでコンビニ弁当を食し、さて、この後どうするか。
今いるところを調べてみると、加茂大橋の近く。ここから今出川通を行けば、突き当りが銀閣寺ってことがわかりました。
ここもGW直前にブラタモリで紹介されているのを見て「あぁ、行きたい」と思っていたところでした。ブラタモリをはじめ、TV番組に非常に感化されやすいおじさんです。
再びチャリを飛ばす事およそ20分。銀閣寺の下に到着。
大きな駐車場が自転車も預かってくれるのでお願いします。
参道は人、人、人。お土産屋さんなどの並ぶ参道の突き当りが、銀閣寺です。この石碑にもあるように正式には慈照寺。
ご存知、足利義政によって造営された山荘東山殿を起源とし、義政の没後、戒名“慈照院”にちなんで慈照寺というお寺になったそうです。
総門をくぐった後、受付にて拝観料を納め、慈照寺の中へ。
いきなり所謂“銀閣”、観音殿がお迎えしてくれます。ちょうどこの場所、快晴過ぎて写真撮るには不向きな光加減。
観音殿のそばには、異質なオブジェ、向月台。
そして銀沙灘(ぎんしゃだん)。ブラタモリでも紹介されてましたが、これらが何のために造られたか正確には分かってないそうですね。
何のために造られたか分からないものを、綺麗に管理されている庭師さん。ご苦労様です。
銀沙灘を眺めながら左手には本堂。お寺としてはきっとこちらをメインとしたいんでしょうが、皆さん本堂よりもこの景色に夢中。
本堂前には小さなお釈迦様がいらっしゃって、灌佛出来るようになっていました。花祭り以外でさせて頂いたのははじめてかも。
ここからぐるっと銀閣寺境内の散策です。
本堂に並んで建つのが東求堂。観音殿と同じくこちらも国宝。
さらに緑に囲まれた山道を登り・・・登り・・・
こんな景色最高やな!!
展望所から降りてくると、銀閣のビューポイント!
スマホカメラでもこんな写真撮れました。あれだけ人がいたのにあまり写り込まない、いい感じです。
銀閣寺を後にし、哲学の道を歩いてみました。ガイドブックの地図を見る限り、そんなに遠く感じなかったので哲学の道の端っこにある神社までGo!
・・・結構歩きました・・・
木々が生い茂る先にあるのが、
大豊(おおとよ)神社。
こちらの目玉は、狛犬じゃない“神様のお使い”がいることです。末社の大国社には
狛ネズミ
愛宕社には狛トビ
日吉社は狛ザル
この大豊神社からさらに哲学の道を進んだところにあるのが熊野若王子神社。1160年に熊野権現を勧請したのが始まりで、熊野神社・新熊野神社とともに京都三熊野のひとつに数えられているそうです。
本社には国常立神、伊佐那岐神、伊佐那美神、天照皇大神が祀られ、末社の恵比寿社には等身大のえびす様が祀られていました。
さてさて、そろそろ駅に向かわないと帰りの時間が・・・。
ここからまた鴨川沿いに出て、京都駅方面へチャリを飛ばすのでした。
サヨナラKYOTO
2018.5.5 京都 【河合神社 賀茂御祖神社】
関西遠征 9日目の京都編 その②
上賀茂神社を後にした私は、鴨川を南下して下鴨神社を目指しました。チャリを飛ばす事およそ20分で参道に到着。お掃除されていた方に駐輪場の場所を聞いて駐輪。そのすぐ側に下鴨神社ではない、河合神社なるものがありました。
ちょっと覗いてみると、雰囲気のいい手水舎。
こちらの河合神社。下鴨神社の摂社の一つで『日本第一美麗神』とあります。女性ならではの願いを叶えてくれるとして知られているそうです。やっぱり女性が多い。本殿でお参りしながら「あれ?俺、別に綺麗にならんでいいわ。そもそも男一人でここお参りする人いるのか⁇」って思ったら、急に女性専用車両にでもいるかのような気になり、何か恥ずかしくて恥ずかしくて。後から考えると、別に気にする事なかったんですが、さっさーっと河合神社を後にしてました。
河合神社からこんな緑のトンネルを抜けた先にあるのが下鴨神社。
青空にめっちゃ映える楼門まで来ると、何やら人だかりが出来ています。楼門は閉められていて皆んな中を覗き込んでいる。5/5は歩射神事なるものが行われ、まさにその真っ最中にぶち当たりました。
境内へは脇の入り口から入ることができましたが、とにかくすごい人、人、人。
よくわからないまま、写真撮ってました。弓矢を使った魔除けの神事のようですね。見えてないけど弓が的に当たる“ストン!”って音がすると、「おぉぉぉ」って歓声が上がってました。
この祭事の影響で本殿も閉め切られてお参りできず。先に御朱印をいただきました。後どのくらいで本殿が開放されるか聞いてみると、たぶんもうすぐだと言われるので、見えない中、お祭りの雰囲気を感じます。
そうこうしてると本殿側に人の流れが出てきたのでお参りに向かいます。
下鴨神社は通称で、正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。上賀茂神社で祀られる賀茂別雷神のパパ・賀茂建角身命、ママ・玉依姫命を祀る神社です。
さらにこの本殿エリアには言社(ことしゃ)と呼ばれる小さなお社があります。干支の守護神が祀られているので、私は大己貴神(おおなむちのかみ)に手を合わせます。
本殿お参り後も、まだ祭事は続いていましたが、本殿に向かって右手に。ここには清水が湧き出てできた川、御手洗川があります。“みたらし団子”の発祥になったと言われるところ。ここで人気なのが水みくじ。おみくじを川に浸すと運勢が浮かび上がって来るというものです。まっ、私はしませんでしたが。御手洗川を見守るように鎮座する御手洗社にはお参りしました。
下鴨神社はお祭りの真っ最中ということもあって、人でごった返してるのでここで失礼しました。
私は近くのコンビニで弁当を買い、鴨川沿いに戻って日陰を探して青空ランチタイムを楽しむのでありました。
つづく
2018.5.5 京都 【賀茂別雷神社】
GWの一人旅、9日目の最終日は京都の祇園のホテルからです。
ここからバスを使ってちょっと遠いところに行こうかなぁなんて考えてましたが、この日夕方には京都駅に戻ってくる事を考えると、レンタルサイクルで移動するのが効率良さそう。って事で、祇園からバスで京都駅へ。駅を挟んだ反対側にあるレンタルサイクル屋さんが朝早くからやってるようなので、行ってみます。
レンタサイクル京都ecoトリップ | 京都市認定レンタサイクル店
8時過ぎだというのに結構お客さん並んでました。諸々手続きを済ませてお借りしたこの日の私の相棒。お店で目的地を伝えると大体の行き方を教えてくれます。そしてもらったこの地図が結構役に立ちました。
朝早くから動けたので、遠いところを目指そうと、まず向かうは上賀茂神社。お店の人に教えてもらったおススメルートで、まずは鴨川河川敷を目指します。河川敷まで来るとここからはひたすら川沿いを走ります。
夜の川床の風景がイメージにありますが、明るい時もなかなか。川を見てて思ったのは、鴨川って水が綺麗‼︎
チャリを走らせる事およそ1時間。上賀茂神社に到着です。上賀茂神社は通称で、正式には賀茂別雷神社と言います。この一の鳥居を抜けた右手に、あれ⁈馬だ‼︎この日、賀茂競馬の開催日でした。『かもけいば』でなく、『かもくらべうま』と呼ばれるこの神事。925年前に始まったものだそうで、その様子は徒然草などにも記載があるとか。
ここ走るんだ。2時からだから、無理だ。見れない。
こちらの二の鳥居を抜けたところにあるのが細殿。その前に守られているのが立砂です。上賀茂神社の御祭神・賀茂別雷神が降臨した円錐型の山に因んだもので、鬼門・裏鬼門に砂を撒いて清める風習の起源なんだそうです。
細殿の奥に進み、川を渡るとそこにそびえる楼門。美しいっス。本殿にはお参りの行列。お祭りが行われている期間だからか、ちょうど神職の方たちたくさんで祝詞があげられていました。
上賀茂神社には24の摂社末社があるそうですが、そのうちの第一摂社・片岡社にお参り。賀茂別雷神のお母ちゃん・賀茂玉依比売命を祀ったお社で、縁結びの神として人気の摂社のよう。昔々、紫式部も度々参拝し、新古今和歌集で和歌を詠んでいるそうです。
摂社をもう一つ、須波神社をお参り。心を癒し沈める神様が祀られています。あぁ癒されたい。
この日はタイムリミットがあるので、あまりゆっくりせずに御朱印をいただきに行きます。ここにもかなりの行列です。正式名称の賀茂別雷神社でいただきました。
この後は、近くの下鴨神社へチャリを飛ばします。
2018.5.4 京都 【伏見稲荷大社】
関西ひとり旅 京都編 つづき
宇治駅から奈良線で京都方面へ。途中の稲荷駅で下車します。朝通った時よりは混雑してませんでしたが、人多いのには変わりありません。
改札を抜けるとそこはもう伏見稲荷大社。お稲荷さんの総本宮。全国に稲荷神社って3万社以上あるんですね。その総本宮は711年に稲荷山に稲荷大神を祀ったのが始まりだとか。楼門の前で稲荷神社のシンボル
お狐様がお迎えしてくれます。
拝殿
本殿。人が多い…。
本殿の横にある授与所で御朱印をいただけます。ここで行列に並んでいると雨粒がポツポツ。伏見稲荷に着いたくらいから空模様が怪しかったのです。雨もそんなに強くならずに御朱印いただきました。
先を急げぇ!ってしてると雨足が強くなり、止むを得ず奥宮の軒先で雨宿り。5分くらいすると落ち着いて来たので伏見稲荷のハイライト、千本鳥居です。
嘘やろ⁈ってくらいの大渋滞。
よく、この千本鳥居を紹介している写真で、誰もいない鳥居だけのモノをよく見ますが、あんなの絶対に無理。私の前を歩く、一際背の高い人が常に入り込むし。こんなショートカットもアリなのか⁇
千本鳥居に入って10分くらいで奥社にたどり着きます。
奥社には「おもかる石」なるものがあります。石灯籠の上に丸い石が置かれていて、願い事を唱えて持ち上げた時、軽ければ願い事が叶う日が近い…というもの。この類いの物は各地でやったことありますが、正直、軽かった事ありません。今回も微妙に重い。
ここ奥社には書置きですが御朱印いただけます。
さて、ここからどーする?このまま引き返すことも出来ますが、まだこの先があるらしい。稲荷山をガンガン登ってみました。稲荷神降臨の地までも鳥居は続きます。
途中のスポットの一つ、『根上りの松』。読んで字のごとく根が地表から上がっている珍しい松なんですが、“値が上がるのを待つ”という事で株式や証券をされている方を中心に篤い信仰があるそうです。株も証券も、知識すらありませんが、私自身の値が上がればと、上がったところをくぐってみました。
鳥居が並ぶ稲荷山登山ルートはまだ続きます。本格的な登り。だいぶ上がって来ました。伏見稲荷に来た頃の曇天はいつのまにか回復。まだ登り。もっと登り。
奥社から40分くらいで山頂に到着です。標高233メートル、末広大神を祀る一ノ峰。
ようやくたどり着いても、ここでも参拝の行列。10分くらいかかってやっと手を合わせることができました。
ここからは別ルートを使って下山です。正直、こんなに伏見稲荷で時間を要するとは思わなかったので、下山ルートにある摂社末社には一切目もくれず、ダーーーっと駆け下りた感じ。
それでも40分くらいで本殿前まで戻ってきました。この時点で16:30。まだ人が来てる。来た時とそんなに変わらない人混み。大人気の伏見稲荷大社のお参りでした。
2018.5.4 京都 【宇治神社 宇治上神社】
関西ひとり旅 8日目。京都の宇治にいます。
平等院鳳凰堂を後にした私は、宇治川を渡って世界遺産の神社を目指します。
おぉ、なんかいい感じ。
今回の京都の旅も去年使ったガイドブックを利用しました。それによると、平等院から宇治川を渡って先にあるのが世界遺産の宇治上神社であると。だから、橋を渡ってすぐのところにあるこの鳥居が宇治上神社の鳥居だとばっかり思ってました。天気がいいと緑も気持ちいい。おや、ウサギだ。
この鳥居の奥に本殿が見えてきます。が、本殿でお参りした時に「あれ?」って思います。確か、宇治上神社を目指していたはず。でも、ここの表記は宇治神社⁇
ガイドブックを見直すと、宇治上神社より手前にちっこい字で『宇治神社』ってちゃんと書いてありました。でも、宇治神社と宇治上神社ってどう違うの?って思い、日陰に入ってネット検索。
もともとは二つで一つの神社で、宇治神社は離宮下社、宇治上神社を離宮上社として合わせて宇治離宮明神と呼ばれていたとか。明治時代にそれぞれ独立する神社となったようです。さてさて、謎も少し解明されたところで、御朱印をいただきます。
宇治神社から出ると、宇治上神社への案内がありました。気が生い茂りすぎてて見えにくいですが、右の立派な石碑に『宇治上神社』と表記があります。この緑のトンネルを抜けると宇治上神社。間口の狭い門を抜けると、境内が広がっています。こちら拝殿。予想以上のデカさです。この拝殿から右側に回ると本殿前に行けるのですが、その途中にあるのが桐原水。宇治七名水の中で唯一現存する湧き水なんだそう。こちらで手を清めて本殿へ。世界遺産に登録されている宇治上神社の本殿は現存する神社建築の中で最古のものなんだとか。歴史の重みを感じながら手を合わせました。
御朱印は、並んではないものの結構な順番待ちがある模様。御朱印帳を預けて番号札をもらう。一時間ほど見てくれと言われます。まいったなぁ、一時間も何するかなぁ、どっか別のところでも行くかなぁ…って考えながら境内うろちょろしてると、私の番号が呼ばれたような気が。えっ⁈まだ15分も経ってないよ。まさかね。一時間って言われたし。まいったなぁ、お守りでも見るかなぁ…ってしてると、確実に私の御朱印帳が出来上がりの束の中に見えました。目安の時間、余裕持たせ過ぎ。こちらでも立て続けに書いていただいているようです。ありがとうございました。
宇治上神社を後にし、宇治駅へ向かいます。来た時と違うルートで戻ると、気になるお店発見。宇治名物 茶だんごの宇治川餅本店。しかも工場直売店!バラ売りもしていて、一本¥50-!安い‼︎抹茶とほうじ茶を一本ずついただきました。優しい味!うまい‼︎ お店のお母さんはほうじ茶が好きとおっしゃっていたように、私も好みはほうじ茶。一本おかわりしました。
つづく