2019.1.23 福岡 【水鏡天満宮 太宰府天満宮】
ようやく、2019年のお参り日記です。今年に入ってからも既に結構回りました。
初詣はここ数年変わらず実家のある愛媛の石手寺、松山神社、伊予豆比古命神社(椿神社)の3つでお参り。
その後、一応私の住所のある福岡におりまして(このあたりちょっと複雑で割愛させてもらいます。)その福岡でお参りしてきました。
3年前まで福岡に住んでて、それなりにお寺や神社はお参りしていましたが、今のように趣味としてお参りすることはしていなかったので新しい発見のあるお参り旅でした。
まずお参りしたのが、福岡市の中心地・天神にある水鏡天満宮。
このお宮のすぐ横には、博多名物うまかもん通りと銘打って、何気にいいお店が並んでます。そのお店には何度か足を運んだことはありましたが、水鏡天満宮でお参りするのは初めてだと思います。
天満宮なだけに、菅原道真公を祀る神社。しかも、この神社が天神の地名の由来になってるってことも初めて知りました。天神とは道真公のことを指すみたいです。
天満宮のお決まり、牛もお迎えしてくれます。
町のど真ん中にあり、小さいながらもきれいなお宮です。
道真公が太宰府に左遷され博多に上陸した際、ここからちょっと離れたところにある川の水面に自らの姿を映してみると、あまりにもやつれた姿に嘆き悲しまれたとか。
その地に、後に社殿が建てられ『水鏡天神』と呼ばれるようになります。その後、福岡藩の黒田家によって今の場所に社殿を再建されて、今の水鏡天満宮になっているそうです。
御朱印は社務所でいただきました。「お参りは済まされましたか?」って確認されたのは久しぶりのことでした。いやいや、お参りしてるの見てたでしょ??
続いて天神から西鉄電車に乗ってお参りに向かったのが太宰府天満宮!!
私の大好きなTV番組のひとつ『ブラタモリ』。毎年年明けに、『鶴瓶の家族に乾杯』とのコラボ番組が放送されます。今年は太宰府だったんです。じゃぁ、後追いで行かないと!
ちなみに去年は久能山東照宮を後追いしました。
平日でしたが、参道はこの賑わい。
太宰府天満宮も何度かお参りしていますが、この参道を歩くのは初めてかな?
いつもは車で近くの駐車場に止めてお参りするので。
参道の突き当たりから神域スタート。
この先に心字池があります。池が漢字の『心』に形造られているからそう呼ばれるそうですが、正直わからん。
その心字池にかかる太鼓橋。『ブラタモリ』では「池の橋を渡ることで心身ともに清められる」と紹介されていました。
橋からの眺め
太宰府の霊峰・宝満山から切り出された、巨大な一枚岩から作られている手水舎。柄杓の柄が長すぎました。
この楼門を潜ると
スゴイ人だらけの、本殿前!!
全国の天満宮と言われるところは、もちろん菅原道真公をお祀りしているのですが、ここ太宰府天満宮は、菅原道真公の墓所の上に社殿を建ててお祀りしているお宮。その辺りの事もブラタモリで知って、太宰府天満宮と他の天満宮の違いに「なるほど!」って感じです。
道真公を慕って都から一夜にして飛んできたと伝えられる御神木の梅。
ちょうど花も咲き始めていました。福岡にも春の訪れです。
ご本殿は、919年に造営されましたが、数度の焼失により、現在の建物は1591年竣工のもの。築400年以上経った今でも、桃山時代の様式が伝えられる貴重な建物です。
太宰府天満宮では、本殿向かって左側、道真公が眠っているとされるところのほぼ真横で御朱印をいただけます。
ここで、御朱印帳を出して書いていただくページを開けてビックリ!
しまった、最後のページだ・・・
もうすぐ終わりそうだったから、新しい御朱印帳も準備してたのに、それ、実家に置いてきた・・・。ここで太宰府天満宮の御朱印帳を買って新調するか、迷っているうちに私の順番が来て
最後のページを太宰府天満宮で飾っていただきました。
2018.10.26 愛知 【安久美神戸神明社 吉田神社】
昨年10月のお参り日記です。
愛知県東三河地区の中心都市、豊橋市にお参りの旅に向かいました。
豊橋市とは
名古屋から行くと、ちょっと距離あります。もう、ほぼほぼ静岡県。
名鉄もJRも通ってて、新幹線も止まります。そんな豊橋駅から豊橋市内線の路面電車に乗っておよそ10分。豊橋公園前で降りてすぐのところにあるのが
安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)です。
御祭神は天照大神。その歴史は940年創建。その前年に起こった平将門の乱をきっかけに、なんやかんやあって(←このなんやかんやが重要なんですが、ショートカットし過ぎてスミマセン)この地が神領地となって神戸(かんべ)の名をつけてこのお宮の名前になったようです。
平日ってこともあって、とっても静かな境内。
もともとはちょっと離れた吉田城に祀られていたそうですが、明治時代に陸軍用地となったことで今の場所に移されたとか。
この安久美神戸神明社の例祭が“奇祭”とも言われる豊橋鬼祭です。毎年2月に行われるこの祭。古来よりある田楽に日本建国の神話を取り入れて神事としたもので、国の重要無形文化財にも指定されているそうです。
天狗と赤鬼が勝負するこのお祭では、赤鬼が負けるようになってるみたいで、負けた赤鬼がその償いにタンキリ飴と白い粉をまきながら境内に去ると。この粉を浴びて飴を食べると厄除けになると言い伝えられているそうです。
その赤鬼が展示されていました。
めっちゃ縛られてる!
亀甲縛りよりエグイ縛られ方してます。
すげー盛り上がってます。最後に、黒鬼が出てきて??ってなりますが。
愛知にいる間に見ときたかったな。
素戔男尊を祀る吉田神社は、源頼朝、今川義元、徳川家康ら武将たちに厚く庇護されたことでも知られていますが、何と言っても手筒花火発祥の地。
今では各地で行われているようですが、その発祥の地がこの吉田神社なんだそうです。
見学してても絶対に火の粉がかかるでしょ、これ。
スゴイけど、怖い!危ない!!
愛知県東三河地区のお祭が有名な神社、お参りでした。
2018.9.17 神奈川 【総持寺 伊勢山皇大神宮 成田山横浜別院】
2018年のお参り日記を、2019年の春にシタタメテおります。
9月に連休を取ってお参りしたのが、長野県と神奈川県でした。そのうちの神奈川バージョンです。
私の実家の宗派は曹洞宗でして。これまで特に気にしたこと無かったんですが、こうしてお寺を回っていたりするとやっぱり曹洞宗のお寺っていうのは気になってきます。
で、本山にもお参りしたいと、前々から思っておりましたので、今回決行いたしました。
大本山‼
曹洞宗の本山は、この総持寺と福井県にある永平寺の二つありまして。
大本山なだけあって、広いし、一つ一つがでかいっす。
こちらは三門。昭和44年に落成した建物で、両脇にあるこちらの仁王像は、元横綱・北の湖の15歳の姿をモデルにしているらしいです。
本格的に敷地内に入ると、広ぉ~い! (15万坪あるそうです) そして暑ぅ~い‼
右手に総受付の香積台を眺めながら、奥へと歩を進めます。
この中雀門をくぐった先に拝殿などが控えているんですが、門を潜って左右を見てビックリ‼
写真でもお分かりになるでしょうか?
廊下の板張りがピッカピカなんです。おそらく、毎日毎日、雑巾がけされているんでしょう。この先の、どんなに大きな建物よりもこの廊下のピッカピカ具合が、総持寺で一番印象に残っています。
このグリーンの屋根が印象的な建物は大祖堂。いわゆる本殿です。
千畳敷のこの広い建物の中で曹洞宗の厳しい行が行われるようです。
大祖堂のお隣に悠然と建つのは仏殿。額には大雄寶殿とあります。こう呼ばれることもあるそうです。ご本尊の釈迦牟尼如来様を祀られています。
ここから、先ほど素通りした総受付の香積台に戻り、御朱印をいただきます。
こちらには御朱印受付とお守りなどの授与所も置かれていました。そして、奥には木彫りで日本一大きいとされる大黒様も祀られています。御朱印をお願いしている間、それらをお参り。
曹洞宗の大本山ということもあり、母にお守りを購入した次第であります。
御朱印はこちら。
実は、総持寺の御朱印といえば達磨御朱印が有名でしたが、揮毫されていた老師様がご逝去され達磨御朱印はなくなってしまったんですよね。
駅から歩いて10分ほどの伊勢山皇大神宮でお参りです。
ちょっとした高台の、さらに階段を上ったところにある伊勢山皇大神宮。
明治時代、外来船などが多かった横浜に日本を愛しむ心を育むためにと国費で創建されたそうです。
実はこの拝殿の奥にある社殿。建て替え工事が進んでいるところでした。伊勢神宮から2013年の式年遷宮の後に譲り受けた旧社殿を新たな本殿とて工事していました。
今調べてみると10月に神体を移す祭事が行われたようです。
で、私がお参りした際『お白石持ち行事』なるものが行われていました。
普段は入ることができない本殿周りまで行って、“お白石”を敷き詰めて御神域を整えるお手伝いができるというもの。まったくこの地域には縁もゆかりもございませんワタクシでございますが、こんな機会は滅多にないだろうと、参加させていただきました。
いい経験ができました。ありがとうございました。
成田山は大本山の成田山新勝寺には行ったことないのに、別院ばかりです。
「ほら、今から御護摩が始まりますから、どうぞお座りになって!」と言われるがまま勢いで椅子に座ってました。なんか、タイミング良すぎ。護摩祈願を初めて生で体感できました。
普段は体験できないことが出来た、貴重な一日となりました。
2018.9.15 長野 【安楽寺 常楽寺 北向観音】♨
ここから上田電鉄別所線なるものに乗って、別所温泉に向かいます。
現存する資料では9世紀ごろにはすでに温泉地となっていたらしい、別所温泉。別名“信州の鎌倉”。その温泉の効能や医薬信仰が仏教の霊場として盛り上がり、寺院文化も数多く残る地域です。
上田駅から電車に揺られること30分。
別所温泉駅に到着です。駅からなだらかな坂道になっている温泉街を歩きます。
まずお参りに向かったのが、安楽寺。信州最古の禅寺と言われるお寺です。
黒門がドンと構え、身が引き締まる思いです。
さらに進むと、何か、禅寺感ありありの雰囲気。
眞田太平記でも描かれているお寺です。
こちらのハイライトは三重塔。
八角の三重塔は全国では一つしかない貴重な建築物で、長野県では初の国宝指定なんだそうです。
どやぁ~って言いたいところですが、いい写真じゃねぇなぁ(涙)これぐらいしかありませんでした。
こちらの三重塔、平成16年の調査で使われている材木の伐採が1289年に行われていることがわかり、少なくとも鎌倉末期には建てられているとのこと。これにより、わが国最古の禅宗様式の建物であると証明されたそうです。
そんな昔に建てられてるのに、随所に細かな見所を散りばめています。私が特にスゲーって思ったのが、弓形連子と言われるここ。
全面にこの弓形がたくさん並んでるんですが、一つくらいちょっとズレてるのあるんじゃね?って思ってずーっと見てみましたが、どれも綺麗なもんです。疑ってスミマセン。
でも、感動させられた建物で、出口のところでお寺の方と話し込んでしまいました。
ちゃんと、本堂にもお参りしましたよ。
天台宗の別格本山とあります。こちら、建立は825年。当時、宗教や学問を勉強する道場としても使われていたようです。
ありゃ、珍しい入山料を納めるシステム。
萱葺き寄棟造りの本堂がほっこりさせてくれ、樹齢350年の松がデン!と構え、インパクト大です。ご本尊は妙観察智弥陀如来様。み・・・みょうかんさつち・・・???聞いたことない! 『みょうかんざっちみだにょらい』とお読みする、全国でも珍しい阿弥陀様なんだそうです。
本堂からさらに
こんな山奥に入っていくと、国の重要文化財、石造多層塔があります。
周りの木々がそう感じさせるのか、物憂げな雰囲気の中に凛としたものがあり、しばし佇んでいました。
山から降りて、別所温泉街に入り
北向観音にお参りです。16時を回っていたこともあってか、ここまで来ると浴衣を羽織った旅館の宿泊客も散策してて、温泉街の雰囲気をより高めてくれます。
この先に鎮座するのが
北向観音。
先にお参りした常楽寺さんは、この北向観音の本坊に当たるそうです。名前の通り、この本堂が北に向いているというのは非常に珍しいんだとか。
手水舎。何気なく、いつも通りに清めようとすると
‼ 温かい‼ 同じタイミングで手水を使われている方と、「おぉぉ!」って目を合わせちゃいました。
境内から湧き出ている温泉を手水に使うなんて。こんなの初めて。
口をすすごうとすると・・・硫黄の香りが半端ないです。きついっす。
本堂でお参り。こちらのご本尊は千手観音様。
この日はお参りはここまでなんですが、まだ続きが。
折角なんで温泉入ってきました♨
いくつか立ち寄り湯がある中で、こちらにお邪魔しました。
真田幸村隠しの湯といわれる、石湯。
昔ながらの共同浴場って感じで、良いお湯でした♨
2018.9.15 長野 【上田城 眞田神社】
2018年のお参り日記
GW中のモノを途中で投げ出し、新しい年になってようやく動き出した不届き者のワタクシですが、その間もお参りにはチョイチョイ行ってました。
9月に会社の年休使って行ったのが、長野県上田市でした。
真田家ゆかりの地は見ておきたいとずーっと思ってて、ようやく実現しました。
雨の朝、早くから動き出し、名古屋9:00発のワイドビューしなの。自由席もあっという間にいっぱいになりました。立ってる人もいる…。何でこんなに人気ある路線なの?
3時間弱で長野県長野市の篠ノ井という駅に。しなの鉄道に乗り換え、上田に到着です。
名古屋を出て3時間半。長かったー。
駅を降りれば
さすが真田づくしです。
事前にチェックしていた上田市のお参りポイントは2ヶ所。上田城にある眞田神社と別所温泉方面。どう巡るのが効率いいか、観光案内で情報入手。
まずは歩いて眞田神社目指しまーす。駅から20分くらい歩いて
上田城二の丸に到着。上田城って、いいイメージしかない城。徳川に建てさせといて、その徳川からの攻撃を耐え忍んだ伝説の城…だと解釈しています。
“落ちない城”として受験生にも人気なんだとか。
その本丸跡に鎮座しているのが
眞田神社です。
上田城の歴代城主、真田氏、仙谷氏、松平氏を御祭神として祀るお宮。歴史がこれまた面倒くさい。面倒くさいなんて言ったら上田の人に絶対怒られるな。
上田の人々の熱い想いが今の眞田神社をつくってきたんでしょう。
そもそもは上田藩松平氏を祀る松平神社として明治時代に建立。
上田城跡の守護神社としての役割も担ってきた松平神社ですから、上田城の名声を高めた真田氏、また真田後の上田藩を発展させた仙谷氏も合わせてお祀りした方が良いという声が戦後高くなり、歴代城主を合祀して上田神社となったのが昭和28年。
さらに、上田神社って市内に別にあるので紛らわしいって事で今の眞田神社となったようです。やっぱり上田の人にとって殿は眞田なんでしょうね。
雨の後なので緑の映える境内。
写真撮影ダメって書いてなかったので踏み込んで撮影してみましたが、本殿のど真ん中に幸村の肖像画が祀られています。
こちら有名な眞田井戸。城郭に抜ける穴があったとか、なかったとか…。
社務所には幸村に因んだ必勝守りとか、厄除け六文銭とか、魅力的なお守りがたくさん。そりゃ、真田家のご加護があれば効き目ありそうだもんなぁ。
でも我慢我慢。御朱印をいただきます。
ちょうど秋の限定御朱印がいただけるようになったばかりでした
昌幸公の兜を押していただきました。ラッキー
つづく
2018.7.15 三重 【伊勢神宮 内宮】
2018年の7月、会社の友人とともに三重に旅してきました。
年内で皆んながバラバラになってしまうことがわかっていたので、最初で最後に旅に行こう‼︎ って思い立ち、伊勢方面に一泊二日の旅、してきました。
半年前の事。さぁ、どこまで思い出せるか⁈
初日は昼過ぎの出発になったし、途中渋滞もあったためそのままお宿へ。オーシャンビューの素晴らしいお部屋。温泉でダラーっとし、食事は海鮮あり、肉あり、アルコールのフリードリンクありで大満足。
夜は男4人で大富豪大会。夜中の3時まで白熱する、まさに大人の修学旅行。
翌日朝は、当然早くから起きて動き出せる訳もなく、でも朝食はあるので、皆を叩き起こして朝食バイキング。眠くても皆んな食う食う。食後はやっぱり眠い…とチェックアウトギリギリまで部屋でダラダラしてからやっと観光っぽいこと目指して動き出しました。
目的地は伊勢神宮。
別に私が行きたいところを無理やり目的地にした訳でなく、みんな行きたいって言うんで。
ナビ通りに進むと途中から「嘘やろ‼︎」って山道。車一台通るのがやっとのヘアピンカーブ連続の峠道。対向車が来たら、絶対アウトの道幅。
結構登ってきました。
この道は剣峠というらしい。脱輪して車ごと峠に落ちても、ケータイの電波繋がりません。誰も助けに来ません。そんな峠道を延々走ると、突然伊勢神宮横に出ました。
ナビが“のこり数百メートル”の表示してても、まだ山道の中だったので、本当に突然伊勢神宮が現れました。
この日は確か、世間も3連休の中日で参拝客もたくさん。すんなり車を駐車場に入れれる訳なく、ちょっと離れた運動公園か何かの駐車場に。
ここから伊勢内宮を目指しました…。これがこの日一番の苦行となろうとは…。
2018年の夏は記録的な猛暑が続きましたね。その猛暑のスタートがこの7月の連休だったんです。
4人で汗だくになりながら歩きました。おかげ横丁も暑い‼︎ どこかに入って涼みたいけど、その店に入るのに炎天下並ばないといけない。ムーリー (-。-;
やっとの思いで、内宮入り口に到着。この頃には下着のパンツまで汗でグショグショでした。
宇治橋を渡って参拝ルートに足を踏み入れます。
手水舎で清めた後に五十鈴川御手洗場があります。ここでも手を清めます。…ていうか、ちょっとクールダウンもできます。
ルートに戻って正宮へ。この辺りから参拝者の数がハンパないことを改めて知らされます。
途中、このそびえ立つ大木の神々しさに心奪われ、オッサン4人、立ち尽くします。
そしていよいよ正宮へ。写真はこの階段の下まで。
江戸時代から誰もが一生に一度はお参りしたいと夢に見た本殿の前で、人混みに揉まれながら手を合わせます。
来た道を戻って駐車場へ。私は御朱印をいただくために、その列に並びます。その間に、タバコでも吸いながら次の予定でも考えといて!と伝え、別行動。私一人なら、外宮に猿田彦神社とお参りを続けますが、そうはならないだろうなぁ。
後ろで並んでたご婦人が差す日傘に頭をツンツンされながら汗だくでいただいた御朱印。
メンバーに合流すると、やっぱりこの猛暑と汗が我慢ならん!ということで、スーパー銭湯に行くことになったようです。
やっぱりもうお参りはいいよね。でも
賛成。
サクッと汗ながして、休憩どころで一眠りして、愛知へと戻りましたとさ。
2018.5.5 京都 【慈照寺 大豊神社 熊野若王子神社】
前回の投稿の最後に、「つづく・・・」としておきながら
「更新しなきゃなぁ・・・しなきゃなぁ・・・」
「あれぇ、銀閣寺でもらったパンフレット、どこにあるんだっけ・・・」
「この写真、どこの写真やったかなぁ・・・?」
「今週の競馬、何だっけ??」
「やったぁ!ソフトバンクホークス日本一だ!!」
「ヤバイ!来年から俺ってどうなるの!?」
・・・とか色々ありまして、半年も放置してしまうという、最低の管理人です(涙)
2019年になったのに、2018年の備忘録なんて・・・しかも、GWのお話。
こちらの続きです↓
関西ぶらりひとり旅 in京都。
鴨川のほとりでコンビニ弁当を食し、さて、この後どうするか。
今いるところを調べてみると、加茂大橋の近く。ここから今出川通を行けば、突き当りが銀閣寺ってことがわかりました。
ここもGW直前にブラタモリで紹介されているのを見て「あぁ、行きたい」と思っていたところでした。ブラタモリをはじめ、TV番組に非常に感化されやすいおじさんです。
再びチャリを飛ばす事およそ20分。銀閣寺の下に到着。
大きな駐車場が自転車も預かってくれるのでお願いします。
参道は人、人、人。お土産屋さんなどの並ぶ参道の突き当りが、銀閣寺です。この石碑にもあるように正式には慈照寺。
ご存知、足利義政によって造営された山荘東山殿を起源とし、義政の没後、戒名“慈照院”にちなんで慈照寺というお寺になったそうです。
総門をくぐった後、受付にて拝観料を納め、慈照寺の中へ。
いきなり所謂“銀閣”、観音殿がお迎えしてくれます。ちょうどこの場所、快晴過ぎて写真撮るには不向きな光加減。
観音殿のそばには、異質なオブジェ、向月台。
そして銀沙灘(ぎんしゃだん)。ブラタモリでも紹介されてましたが、これらが何のために造られたか正確には分かってないそうですね。
何のために造られたか分からないものを、綺麗に管理されている庭師さん。ご苦労様です。
銀沙灘を眺めながら左手には本堂。お寺としてはきっとこちらをメインとしたいんでしょうが、皆さん本堂よりもこの景色に夢中。
本堂前には小さなお釈迦様がいらっしゃって、灌佛出来るようになっていました。花祭り以外でさせて頂いたのははじめてかも。
ここからぐるっと銀閣寺境内の散策です。
本堂に並んで建つのが東求堂。観音殿と同じくこちらも国宝。
さらに緑に囲まれた山道を登り・・・登り・・・
こんな景色最高やな!!
展望所から降りてくると、銀閣のビューポイント!
スマホカメラでもこんな写真撮れました。あれだけ人がいたのにあまり写り込まない、いい感じです。
銀閣寺を後にし、哲学の道を歩いてみました。ガイドブックの地図を見る限り、そんなに遠く感じなかったので哲学の道の端っこにある神社までGo!
・・・結構歩きました・・・
木々が生い茂る先にあるのが、
大豊(おおとよ)神社。
こちらの目玉は、狛犬じゃない“神様のお使い”がいることです。末社の大国社には
狛ネズミ
愛宕社には狛トビ
日吉社は狛ザル
この大豊神社からさらに哲学の道を進んだところにあるのが熊野若王子神社。1160年に熊野権現を勧請したのが始まりで、熊野神社・新熊野神社とともに京都三熊野のひとつに数えられているそうです。
本社には国常立神、伊佐那岐神、伊佐那美神、天照皇大神が祀られ、末社の恵比寿社には等身大のえびす様が祀られていました。
さてさて、そろそろ駅に向かわないと帰りの時間が・・・。
ここからまた鴨川沿いに出て、京都駅方面へチャリを飛ばすのでした。
サヨナラKYOTO