2017.9.8 日光【二荒山神社 大猷院 常行堂】
日光日記の続きです。
日光東照宮の表門を出て右に向かうと灯籠がズラーっと並ぶ参道があります。
ここは上新道と言って、日光東照宮から二荒山神社へ繋がる道になります。
二荒山神社は782年創建の歴史ある神社。江戸時代に東照宮が祀られるまで日光信仰の中心だったようです。
二荒山は「ふたらさん」と読みますが、二荒を音読みすると「にこう」。だからこの地は「にっこう」と呼ばれるようになったそうです!
この銅鳥居は国の重要文化財。
鳥居をくぐると右手に拝殿があります。
東照宮とはまた趣の違う、庶民的な雰囲気が漂います。
お参り後、さらに奥に進むと神苑があります。この先が有料エリア。¥200-です。
日光連山を見立てた築山
御神木くぐり
二荒霊泉
これも世界遺産、大黒殿
見所満載。
神苑を後にして、社務所にて御朱印をいただきます。東照宮の感覚で、待たされるのを覚悟して行きましたが、そうでもなく…
大黒様の朱印入り。
二荒山神社を出るのには来る時には通らなかった神門をくぐりました。そこから西参道方面へ進み、右手にあるのが
大猷院。
三代将軍 家光公の廟所、いわゆる墓所です。
拝観料が必要ですが、日光で最初にお参りした三仏堂で共通の拝観券を購入していたのでそちらで入れます。
仁王門
そして、日光の境内で一番大きな門、二天門は
改修中ぅぅ〜
途中、灯籠がたくさん並ぶ展望所と呼ばれる場所があり、写真を撮ってみるも、なかなかいいアングルで撮れない。
これも納得はしてないんですが、後で大猷院のHP見てみたら、同じような写真でした。これがベストアングルみたいです。
表と裏に4体の夜叉を安置する夜叉門。思いの外豪華だったんですが、逆光が…。
そして拝殿。靴を脱いで中でもお参りできます。
またちょっと趣の変わったこの門は皇嘉門、別名 竜宮門。この奥に家光公の墓所があるそうなんですが、非公開。
おじいちゃんのお墓は見れるのに、孫のお墓は見れません。
大猷院をぐるっとまわって、元の受付に戻ると御朱印をいただけます。
さてと、これで日光も終わりだな。帰ろうかな…と下山してると、もう一つお堂にさしかかりました。
常行堂です。
ご本尊の修理が終わったとのことでしたので、お参り。
ご本尊は宝冠五智阿弥陀如来。クジャクに乗った姿が美しいご本尊でした。
常行堂では常行三昧という、仏様の周りを歩きながら念仏を唱える修業が行われていたそうで、ご本尊の周りをぐるりと回れる造りになっています。
ぐるりと回っていると、お寺の方がご本尊の事など色々と詳しいお話をされていました。後ろに回ってそのお話を聞いていると「一般の方はお進みください」と。あっ、この方達は特別拝観でお金払ってるみたい。図々しくてすんません。
御朱印もいただけました。
常行堂からあてもなく下山してると、ようやくお店らしきものがちらほら見えてきました。世界遺産エリアには、食事できそうなところが見当たらなかったので、そういえば朝から何も食べてませんでした。この頃たしか15:00
日光でお土産も買っておきたかったので、お土産屋さんを散策しつつ、蕎麦屋を発見。ゆば蕎麦を一気に食し、再びバスに乗って東武日光駅へ。
これに乗って東京まで戻りました。