2018.1.31 静岡 【久能山東照宮】
1月末、会社の休みが取れたので平日にお参り遠征に行ってきました。
9月に日光東照宮を訪れてからというもの、その日光より早く東照宮として家康公をお祀りしているという久能山東照宮に行きたい行きたい行きたい行きたい…ってなってました。
年末に行く予定を立てつつあったんですが、結局行けず。年明けにはブラタモリでタモさんと鶴瓶さんがお参りしているのを見て、さらに行きたい病が重度に。そして1月最終日にようやく訪れる事ができました。
久能山東照宮は静岡市駿河区にあります。
私の住むところからだと、新幹線とバスを乗り継いで行く事が出来ますが、いかんせんバスの便に限りが。日帰り予定なのでバスの連絡次第では久能山しか行けない場合も想定された為、レンタカーを借りて遠征です。
当初、予定を立てる時、今年初詣に行っていないという会社の同僚も誘ってみましたが、「遠い」って理由で断られました。
久能山まで片道150㌔強、ノンストップで2時間ちょっと。まぁ、遠いな。そこまでしても、行きたいんです‼︎
ということで、9時過ぎに車を調達していざ、久能山へ!
快晴の中快調に飛ばし、静岡インター付近では雪を纏った富士山がドーン‼︎と現れ、超興奮。
高速降りて、駿河湾を右手に見ながら走ると左手にはイチゴ農園がたくさん。その中で久能山東照宮参道にほど近い農園の方が敷地を駐車場として開放されているのでそこに停めさせてもらいます。駐車料は1日¥200。
無人なのでこちらの料金所で支払い。振り返ると山の上に、
東照宮をチラ見。1,159段の階段が待っています。
参道は平日だからかがらーんとしてます。お土産屋さんがやってる駐車場もヒマそう。
さて、ここから階段上りです。行ったるでー‼︎
この日は天気が良かったものの、ここ数日の低気温もあって完全防寒でやって来たのが、200段過ぎたくらいでアダになりつつありました。暑い‼︎ヒィーヒィー言いながら半分過ぎたあたりで振り返ると
あぁ、来てよかった。上り始めて15分くらいで一ノ門に到着。そこからもう一息でたどり着きます。
はぁ、着いたぁ…。社務所にて拝観料を支払い、御朱印帳も預けます。番号札を受け取って拝殿方面へ。
楼門。この門に掲げてある『東照大権現』の文字は、後水尾天皇直筆なんだとか。
楼門をくぐった裏に、家康公の手形が置かれています。小さい小さいと言われる家康公ですが、手はそんなに小さく感じなかった。まぁ、私の方がでかかったですが。
ここからもう一つ石段を登ると拝殿が現れます。
こちらは唐門。唐門は直接くぐることはできず、右に回って拝殿前に進みます。
その途中にあるのが日枝神社。この中にはなぜか、葵のご紋に歴代の将軍の名前を刻み込まれた木製のプレートが飾られています。
これ、何なのか聞こうと思って忘れてた。
そしてやっとの事で拝殿に到着。ここまで約50分。
さすが国宝。見事です。
唐門の中から外の眺め。この唐門の扉には、ブラタモリで紹介されていた鷹の彫刻があります。これが家康公の鷹好きを広めるきっかけになったとも。
拝殿、本殿の側面もなんかスゴイ。
拝殿の奥には家康公の廟所があります。
廟門をくぐると、灯篭に挟まれた参道。これまでの荘厳な雰囲気から一転。より神聖な雰囲気漂い、背筋も伸びます。
そして家康公の神廟。
家康公は遺言で「遺体は久能山に葬り、葬儀は増上寺で、位牌は大樹寺に納め、一周忌が過ぎてから日光山に小さな堂を建てて勧請せよ」と伝えてあったそうで、まさにその通りに執り行われています。
神廟の周りを一周し、金のなる木に執拗にお参りして来た道をもどります。
私これで家康公の遺言の寺社、コンプリートです!ありがとうございます‼︎
一旦、社務所周辺のベンチで休憩。またクネクネとした石段を下って、下の参道に戻って来たのは13時過ぎ。
久能山東照宮、40代半ばのおっさん一人で歩いてお参りして、所要時間は約1時間20分でした。
つづく