2018.4.27 奈良 【法華堂 二月堂 春日大社】
奈良お参り日記、4/27編 第三弾。
まだ東大寺境内にいます。
手向山八幡宮のすぐお隣にあるのが法華堂です。773年創建で、東大寺に残っている最古の建物。通称、三月堂として知られるお堂です。
奈良時代に創建された正堂と鎌倉時代再興の礼堂を融合された特徴的な建物なんだとか。
こちらは入り口で拝観料を納めると奥の正堂に入れ、十体の仏像を拝むことができます。
こちらの仏像、御本尊の不空羂索観音観音立像をはじめ、金剛力士像、帝釈天像など全てが国宝。所狭しと並べられた国宝の数々に圧倒されます!
入り口と同じ受付で御朱印もいただけます。
法華堂の隣の高台にあるのが二月堂。
毎年旧暦二月に修二会というお水取りが行われた為、二月堂と呼ばれるようになったようです。
傾斜に建てられているため、舞台と回廊が迫り出す形。
本堂まで上がると、奈良市内が一望。
御朱印の観音力はお経に書かれている文言だとご説明いただきました。
二月堂からの帰りは趣のある階段で。
二月堂の近くに四月堂もありましたが、時間的に厳しくなってきたので、東大寺から離れて今年創建1,250年を迎える春日大社に向かいました。
十数分歩くと公園の雰囲気からガラリと変わります。藤の花もギリギリセーフって感じです。そしてたどり着くのは正面の南門とは違う門。こちらから拝殿に向かいました。灯籠がずらりと並ぶ、春日大社ならではの光景。“花房が地面を擦る程長く伸びる”と言われる、砂ずりの藤も何とか間に合いました。が、ピークはどうやら過ぎてるっぽい。今年は桜もそうでしたが、花のピークが前倒しになったみたいですね。
そしてこちらが奉拝所。まずはお参りから。この先は特別参拝エリアとなります。
いきなりいい感じ。
回廊を順路に沿って進みます。
浮雲峰は、かつて平城京を守護するために鹿島神宮の神様が鎮座された神聖な場所。現在も入山が厳しく制限されているそうですが、山頂から伸びる尾根線上に鳥居が設置され、参拝できるようにしているそうです。
江戸時代まで神職の詰所だった藤波之屋は、暗転され、灯籠に火を灯して解放してくれています。とても幻想的で日本の美を実感できる場所です。
グルッと回って本殿の逆方向からのアングル。
御朱印は拝殿の向かい側でいただけます。
創建1,250年の限定朱印でいただけました。
そしてようやく、南門から出て春日大社を後にします。
春日大社には境内の外にも摂社・末社が十五社点在しています。奈良到着後、バタバタの参拝だったし、もういいかなぁって思ってましたが
こんなの見せられたらお参りせざるを得ず。すみません、金龍神社だけお参りさせていただきました。
表参道を通ってなかったので、逆になりますが大鳥居の方へ向かって失礼することにします。
すると、こんな手水所がありました。もぉー先に言ってよ‼︎と思いながら、手を清めて祓戸神社でお参り。
そのすぐ先に 二ノ鳥居。側には世界遺産の石碑もあります。
そこからずーーーーっと歩くと、ようやく一ノ鳥居。春日大社の言わば正門にたどり着いたのは、奈良到着後およそ3時間半後でした。