2018.10.26 愛知 【安久美神戸神明社 吉田神社】
昨年10月のお参り日記です。
愛知県東三河地区の中心都市、豊橋市にお参りの旅に向かいました。
豊橋市とは
名古屋から行くと、ちょっと距離あります。もう、ほぼほぼ静岡県。
名鉄もJRも通ってて、新幹線も止まります。そんな豊橋駅から豊橋市内線の路面電車に乗っておよそ10分。豊橋公園前で降りてすぐのところにあるのが
安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)です。
御祭神は天照大神。その歴史は940年創建。その前年に起こった平将門の乱をきっかけに、なんやかんやあって(←このなんやかんやが重要なんですが、ショートカットし過ぎてスミマセン)この地が神領地となって神戸(かんべ)の名をつけてこのお宮の名前になったようです。
平日ってこともあって、とっても静かな境内。
もともとはちょっと離れた吉田城に祀られていたそうですが、明治時代に陸軍用地となったことで今の場所に移されたとか。
この安久美神戸神明社の例祭が“奇祭”とも言われる豊橋鬼祭です。毎年2月に行われるこの祭。古来よりある田楽に日本建国の神話を取り入れて神事としたもので、国の重要無形文化財にも指定されているそうです。
天狗と赤鬼が勝負するこのお祭では、赤鬼が負けるようになってるみたいで、負けた赤鬼がその償いにタンキリ飴と白い粉をまきながら境内に去ると。この粉を浴びて飴を食べると厄除けになると言い伝えられているそうです。
その赤鬼が展示されていました。
めっちゃ縛られてる!
亀甲縛りよりエグイ縛られ方してます。
すげー盛り上がってます。最後に、黒鬼が出てきて??ってなりますが。
愛知にいる間に見ときたかったな。
素戔男尊を祀る吉田神社は、源頼朝、今川義元、徳川家康ら武将たちに厚く庇護されたことでも知られていますが、何と言っても手筒花火発祥の地。
今では各地で行われているようですが、その発祥の地がこの吉田神社なんだそうです。
見学してても絶対に火の粉がかかるでしょ、これ。
スゴイけど、怖い!危ない!!
愛知県東三河地区のお祭が有名な神社、お参りでした。