2018.9.17 神奈川 【総持寺 伊勢山皇大神宮 成田山横浜別院】
2018年のお参り日記を、2019年の春にシタタメテおります。
9月に連休を取ってお参りしたのが、長野県と神奈川県でした。そのうちの神奈川バージョンです。
私の実家の宗派は曹洞宗でして。これまで特に気にしたこと無かったんですが、こうしてお寺を回っていたりするとやっぱり曹洞宗のお寺っていうのは気になってきます。
で、本山にもお参りしたいと、前々から思っておりましたので、今回決行いたしました。
大本山‼
曹洞宗の本山は、この総持寺と福井県にある永平寺の二つありまして。
大本山なだけあって、広いし、一つ一つがでかいっす。
こちらは三門。昭和44年に落成した建物で、両脇にあるこちらの仁王像は、元横綱・北の湖の15歳の姿をモデルにしているらしいです。
本格的に敷地内に入ると、広ぉ~い! (15万坪あるそうです) そして暑ぅ~い‼
右手に総受付の香積台を眺めながら、奥へと歩を進めます。
この中雀門をくぐった先に拝殿などが控えているんですが、門を潜って左右を見てビックリ‼
写真でもお分かりになるでしょうか?
廊下の板張りがピッカピカなんです。おそらく、毎日毎日、雑巾がけされているんでしょう。この先の、どんなに大きな建物よりもこの廊下のピッカピカ具合が、総持寺で一番印象に残っています。
このグリーンの屋根が印象的な建物は大祖堂。いわゆる本殿です。
千畳敷のこの広い建物の中で曹洞宗の厳しい行が行われるようです。
大祖堂のお隣に悠然と建つのは仏殿。額には大雄寶殿とあります。こう呼ばれることもあるそうです。ご本尊の釈迦牟尼如来様を祀られています。
ここから、先ほど素通りした総受付の香積台に戻り、御朱印をいただきます。
こちらには御朱印受付とお守りなどの授与所も置かれていました。そして、奥には木彫りで日本一大きいとされる大黒様も祀られています。御朱印をお願いしている間、それらをお参り。
曹洞宗の大本山ということもあり、母にお守りを購入した次第であります。
御朱印はこちら。
実は、総持寺の御朱印といえば達磨御朱印が有名でしたが、揮毫されていた老師様がご逝去され達磨御朱印はなくなってしまったんですよね。
駅から歩いて10分ほどの伊勢山皇大神宮でお参りです。
ちょっとした高台の、さらに階段を上ったところにある伊勢山皇大神宮。
明治時代、外来船などが多かった横浜に日本を愛しむ心を育むためにと国費で創建されたそうです。
実はこの拝殿の奥にある社殿。建て替え工事が進んでいるところでした。伊勢神宮から2013年の式年遷宮の後に譲り受けた旧社殿を新たな本殿とて工事していました。
今調べてみると10月に神体を移す祭事が行われたようです。
で、私がお参りした際『お白石持ち行事』なるものが行われていました。
普段は入ることができない本殿周りまで行って、“お白石”を敷き詰めて御神域を整えるお手伝いができるというもの。まったくこの地域には縁もゆかりもございませんワタクシでございますが、こんな機会は滅多にないだろうと、参加させていただきました。
いい経験ができました。ありがとうございました。
成田山は大本山の成田山新勝寺には行ったことないのに、別院ばかりです。
「ほら、今から御護摩が始まりますから、どうぞお座りになって!」と言われるがまま勢いで椅子に座ってました。なんか、タイミング良すぎ。護摩祈願を初めて生で体感できました。
普段は体験できないことが出来た、貴重な一日となりました。