2019.2.26 佐賀 【宝当神社 塩屋神社】
この日はチョット遠出してみました。
福岡市営地下鉄、空港線の福岡空港とは反対の終着駅、姪浜からまだ先の佐賀県唐津市へ。
地下鉄空港線は姪浜駅で車両は地上に上がります。そこからJR筑肥線となって唐津方面に向かいます。博多駅からだと1時間30分くらいで着きます。
佐賀県の北西に位置する唐津市。唐津くんちっていう大きなお祭りも有名ですが、なんと言っても唐津といえばイカ🦑‼︎
私は子供の頃からイカの刺身のヌメヌメ感がダメで食べれなかったんですが、唐津で出されたイカを食べてから、イカの刺身も食べれるようになりました。とにかくあの透明感は半端ないっす。
そんな唐津市から船で渡ったある島が今回の目的地です。
唐津駅から歩いて渡船場へ。途中、唐津神社も見えますが、こちらは帰りに寄るとして、およそ15分で桟橋に到着。
ここから唐津城のベストビュー。
そうこうしてると小さな船がやって来ました。
コレに乗って向かうは高島です。
島と唐津との定期船なので、島の方の生活の足にもなっています。私を始めとする観光客ももちろんたくさんいましたが、買い物帰りの爺ちゃん婆ちゃんの姿、また郵便局の人、自動販売機の補充の人の姿も。
船に揺られることおよそ10分。先に見えるのが高島。
高島に到着です。唐津の沖合に浮かぶ小さな島、高島が観光客を集める理由、それは宝当神社です。
テレビなどでも度々取り扱われているので、ご存知の方も多いのでは?
名前がまさに『宝が当たる』神社。お参りされた方の中から多数の宝くじ高額当選者が出たことで有名になり、今では年間20万人が参拝に訪れるそうです。
ちなみに私は、宝くじに当たろうと思ってお参りに来たわけでなく、普通の参拝です。
船から降りると、一人の女性が大声張り上げて宝当神社を案内してくれています。
これには実は訳があって、宝当神社で宝くじ当選のお参りをする場合『開運宝当袋』なるものがあればなお良し とのこと。その袋を売ってる売店のおばちゃんが「宝当神社お参りの宝当袋はこちらに売ってまーす」って営業で案内してるんでした。
一応、売店の中ものぞいてみましたが、私は宝くじ買わないのでスルー。宝当神社を目指します。
島の住宅が並ぶ中に、ひっそりと佇む宝当神社。想像以上に小さかったです。
御祭神は大友宗麟にも支えた高島の伝説のヒーロー、野崎隠岐守綱吉公。当時、戦で城を追われて高島にたどり着いた綱吉公。海賊を退治するなど島に尽力した功績を称えて島の大権現として祀ったのが始まりだとか。
明治になって島の産業として製塩業が盛んになり、島が潤い出したのも綱吉公のおかげで島の宝であるとして、『寳當神社』と刻した石造りの鳥居を奉納した頃から『宝当神社』として親しまれるようになったようです。
本殿には靴を脱いで上がってお参りできました。
宝当神社には裏参道なるものがあり行ってみると小さなお賽銭箱が。
この案内を読むと、この祠の真下に、御祭神の野崎隠岐守綱吉公のご遺体が安置されているとか。まさにここは御廟でもある訳ですね。
こちらにもしっかりお参り。
御朱印もいただきました。
高島でのお参りには、もう一つ伺うところがあります。島民の生活道路、農道を通って小高い山の上にある塩屋神社。
えっ?入って大丈夫なの?って不安になるようなフェンスを抜けた先にありました。
無人の神社ですが、高島の氏神様として祀られているだけあって、島の人が管理されているのでしょう。古いけど綺麗なお宮でした。
さて、高島での目的を果たし、帰りの船までだいぶ時間があるので、高島の海鮮を頂けるお店へ。下調べしてる時に見つけて、チョット楽しみにしてました。
港から200mくらい先に見えます!「お食事」の文字が‼︎ いぇ~い! 海鮮だぁ~‼︎
店先に立つと
「本日は都合によりお休みします」
‼︎‼︎ よりによって今日⁈
港の近くに喫茶店もありましたが、気分は新鮮な海の幸とビールモードになってたので、
島のネコと戯れて帰りの船を待つのでした。
つづく