2018.3.4 愛知 【薬師如来堂 豊川進雄神社 徳城寺 三明寺】
豊川市お参り同中、続きです。
豊川稲荷の総門を出るとその先は表参道。1時過ぎってこともあって人もいっぱいです。中でもひときわ盛り上がっているのが入り口周辺のおいなり屋さんでした。豊川市はいなり寿司発祥の地の一つと言われています。
私はこれまでお参りしたところで、あまりご当地名物は食してきませんでしたが、この日は賑やかに呼び込みしてる『おきつね本舗』へ。色々あるおいなりさん選べずに、3種類の詰め合わせと、きつねバーガーをオーダー。詰め合わせは帰って食べるとして、きつねバーガーはその場でパクつきました。
厚めの油揚げでカツを挟んだきつねバーガー。
‼︎‼︎
うめぇ。
油揚げにもしっかり食感があり、小さいけど食べた感はあります。ペロッと平らげました。
口にソースが付いてないか気にしながら、参道を駅方面に歩いていると、来る時には気づかなかったお薬師参道というのに目が止まります。
こちら、薬師如来堂。豊川稲荷のお堂の一つです。利用の減少から門は閉ざされていたそうですが、門前町の活性化を目的に境内の整備が行われて、平成13年に開門されたおどうなんだとか。どーりで新しい。
お参りし、こちらでも御朱印をいただきました。
商店街を抜けて、一本路地を入った先にあるのが、豊川進雄(すさのお)神社です。
歴史は701年からという、半端ない歴史ある神社でした。テレビで見たことある、夏祭りに手筒花火をやってるところなんですね。
本殿もとても歴史を感じます。
御朱印もいただけました。
豊川進雄神社のお隣にあるのが、徳城寺。
いきなり、仁王像にお出迎えされます。こんな剥き出しの仁王像も珍しい気がします。
本堂では、中に入ってお参りできるようなので引き戸を開けて中にお邪魔します。
中では女の子2人がご住職からご説法いただいている最中だったので、邪魔にならないようにそっとお参り。そしてお堂の中をぷらぁ〜と眺めてると「御朱印か?」と(やや乱暴に)声をかけていただきます。私も一緒に話を聞くように言われるので、お隣に失礼してお話を伺います。
御朱印に押していただいている印は『三寶印』といい、『佛法僧寶』の文字が刻まれてること。そしてその意味。弘法大師のお話。ご住職が中国に行った時の新幹線のチケットの話(⁇)などなど、小一時間に渡ってご説法いただきました。
御朱印には動物の絵も描いてくれます。聞くと、干支の絵を描いて欲しいというリクエストから、今ではこうなったようです。そしてこちらでは、朱印は自分で押すシステム。見本を見ながら同様に押すのはなかなか貴重な経験です。
さらに、私には超レアな出来事が。実は一部、ご住職が間違えてしまったのです。喋りながら書いてたからか、書き終えてから「あ、間違えた」って。まさに『弘法も筆の誤り』。その間違えた方にも朱印を押させていただきました。(間違い探し)
ちょうどその頃、別のお参りの方が見えられたのでその方にバトンタッチ。
私は本堂の裏にあるもう一つのお堂に伺います。ここは、御朱印の文字にもある錫杖井戸(しゃくじょういど)のお堂。弘法大師のお告げで掘られたという伝説の残る井戸です。このお堂でもお参りして、失礼しました。
また、駅の方に戻り、もう一つお寺をお参りです。区画整理が進み、比較的新しい住宅が立ち並ぶ一角に佇むのが三明寺さんです。
歴史は702年から。真っ先に目に飛び込んで来る三重塔。一層、二層が和様、三層が禅宗様で構成されている、全国でも珍しい塔なんだとか。
御本尊は弁財天。御朱印も弁財天でいただきました。
古くからの寺社様式の趣を残す豊川市巡り。楽しい1日になりました。