2017.10.9 愛知 【名古屋東照宮 那古野神社】
神社用の御朱印帳が残り2ページになり、締めは何処がいいかなぁなんて考えてると、名古屋に最適なお宮があることが分かり、衝動的に出かけてきました。
名古屋の丸の内に位置し、周りはビジネス街ということで祝日のこの日はひっそりとした中にありました。
規模も日光や上野の東照宮に比べるとコンパクト。それでも徳川家康を祀るお宮には違いありません。
名古屋城初代城主、家康公の第九子 義直公により1619年に創建。その建物は戦争で消失してしまいますが、現在の本殿は1651年に建立された義直公の正室 春姫の霊廟を建中寺から昭和28年に移築したものなんだそうです。
やっぱり350年以上経ってる感は満載です。
本殿のすぐ隣には
末社の福神社
腰に両刀を差し、両手に玉を抱えた大黒様を祀っているこの福神社。ご利益をいただきたい‼︎
最後の2ページを締めるべく、こちらでは東照宮と福神社を見開きでいただけます。
2冊目で使っていたこの御朱印帳。日光東照宮、上野東照宮と今回の名古屋東照宮で3つの東照宮の御朱印をいただけました。
そんな話を社務所でしていると、全国には家康公を祀る東照宮連合会なるものがあるらしい。しかも加盟してるのは47社。帰って調べてみたら、9月にお参りした浅草神社、芝大神宮も加盟してる。東照宮って付いてなくてもいいんだ。日光に行ってから、どことなく葵の御門好きになっているワタクシ。また行ってみたいところが増えました。
名古屋東照宮のすぐお隣は那古野神社。道を挟むとか一件間に挟むとか何もなく、すぐ隣。東照宮からそのまま本殿に行けますが、鳥居を潜りたいので一度スルーして鳥居の外へ。
那古野神社。那古野と書いて“なごや”。
名古屋の旧名ですが、今でも名古屋市中村区、西区に那古野と書いて“なごの”と読む地名があるようです。紛らわしい。
鳥居をくぐってすぐ右手にある手水舎。
あまりにも龍が見事で撮っちゃいました。
歴史は西暦911年まで遡る古いお宮。これまで2度の戦火で建物は消失しますが、今の本殿は昭和29年以降から建て替えられたもの。
末社には福寿稲荷社
稲荷神社の鳥居をくぐる時はこのアングルの写真、撮りたくなります。
奥から日進社、月進社、白山社、弥五郎社、青麻社という5つの末社。
私が末社をお参りしている間、何人かの方が社務所で御朱印いただいている風だったので、お参り後社務所へ。すると『ただいま外しております』の立札。しばらく待っていると、一人神社の方が出てこられて「御朱印ですか?今、結婚式のリハーサルやってるので30分くらい書けないのよ」と。あぁ〜そうですか。時間ずらしますか。
と、近くの護国神社を目指します。
すっごい近道があったのに、無駄にグルっと遠回りしてしまった私。道中、自転車のチェーンが外れて困っている少年達に遭遇。チャチャッと直してやるか、とやってやりますが、一ヶ所チェーンがはまって全く動かねー。そこに、爽やか青年が登場し、なぜかリュックの中からラジオペンチを取り出し貸してくれます。それでチャチャッと直して「お父さんに言ってKURE5-56差してもらえよ〜」と言ってお別れ。少年達も「ありがとうございました‼︎」と元気にお礼を言ってくれたので気持ちいい。
ラジオペンチを貸してくれたお兄さんは「よく使うことあるんで、常備してます!」ってよくわからん。
お兄さんともお礼を言い合ってお別れし、護国神社に向かいます。
つづく