2017.9.7 【前乗り】
9/8〜11まで関東の寺社仏閣巡りを敢行致しました。
GWの関西遠征の際は間にバファローズ対ホークスの野球観戦を組み込みましたが、今回はマリーンズ対ホークス戦。
ホークスのビジターゲームを観戦できる前後に仕事の有給が取れるかが重要で、野球ありきでの関東遠征。9/8と9/11の2日有給が取れ、4連休にして行ってきました。
そして今回、是非訪れたいと考えていたのが日光東照宮。
陽明門の修復が終わったことをTVでも度々見ていたので、今回の予定に入れました。
色々調べてると、日光周辺の宿泊施設は比較的高い…。ので、地理的感覚や距離感など全く無いまま、どこか東京を拠点に日光日帰りに挑戦。関東遠征の初日に日光を訪れることにしました。
この時点でざっくり考えていたプラン
7日 東京入り
8日 日光
9日 野球
10日 東京
11日 東京 → 夜行バスで戻り
7日、仕事終わりで新幹線に飛び乗って蒲田のホテルへ。その日はおとなしく翌日に日光に向けて英気を養うつもりが、ついついビールを…。
飲みながらも、翌日のプランを立てます。
と言っても、日光に関するガイドブックは用意がなく、ネット頼り。
日光へはどうやら浅草経由であればすんなり特急に乗れるらしい。
翌日は朝、荷物をその日に泊まるホテルに預け、身軽な状態で動けるようにするつもりなので、ホテルのある大井町から日光へのルートを検索。
浅草なんて出て来やしねー。
大井町から移動となると、浅草経由しないで北千住に向かった方が良いらしい。
まぁ、何とかなるかな…といつの間にか眠りについているのでありました。
2017.8.26 静岡 【妙雲寺 渭伊神社 蜂前神社】
前回の続き。今回も大河ドラマをご覧になってない方には、何のこっちゃって内容です。
龍潭寺、井伊谷宮、伝説の井戸を回った後、車に戻り次の目的地を目指します。
意外と近い距離にある妙雲寺。
車を浜松市地域遺産センターに停めて徒歩で向かいました。
こちら、普段は閉まっているお寺なんだそうですが、大河絡みで平成30年1月14日までの土曜、日曜、祝日のみ拝観できます。
父 直盛公が桶狭間の戦いで亡くなったことを受け、直虎が父の菩提として建てたもの。
当時は自耕庵と呼んでいたそうですが、直虎の死後、法名『妙雲院殿月舩祐圓大姉』にちなんで妙雲寺と改められたそうです。
外観はとてもお寺とは思えず、中もとても公民館チック。地元のおそらく檀家さんが案内してくださいます。
直虎そして南渓和尚のご位牌が祀られている妙雲寺。南渓和尚の肖像画(本物らしいです)も展示されています。ご位牌の横には、南渓和尚を演じている小林薫さんが猫を抱っこしている穏やかな顔の写真もあり、まるで小林さんのご位牌のよう…。(中は写真禁止でした)
妙雲寺からちょっと歩くと渭伊神社があります。
手水舎はとても綺麗に整備されていましたが、神社本宮はとても歴史を感じる佇まい。
何も調べていませんでしたが、神社の奥手から登ったところに何やら遺跡のようなものがあるらしく、案内されていますが見て見ぬ振り…。いや、この日も暑かったので…。
お参り後、『御朱印→』の方へ行ってみるとびっくり。本殿のすぐ横の扉から宮司さんにお渡しするシステム。本殿の横にテーブル出してそこで御朱印書いていただけるようです。
御朱印帳をお渡しすると「上には行かれましたか?」と聞かれたので(「やべっ…やっぱり行かないとダメか…」)と心の中で囁きながら「いえ、まだです!」と答えると、「書いておきますので、その間にどうぞ。荷物もこちらに置いて」と丁寧に案内していただきました。
ならば、いかねば。お言葉に甘えて山登りマス。
天白磐座(てんぱくいわくら)遺跡。
途中までは階段のように作ってありましたが次第に獣道。
その先は、スゴイ!幻想的な世界。
写真じゃ伝わりにくいでしょうが、岩と木に圧倒されます。古墳時代には既に祭祀場として使われていたとされる天白磐座。いゃぁ、行ってよかった(笑)。
山から降りると御朱印も出来ていました。(山を登る、降りると言っても、片道1〜2分です)
渭伊神社を後にし、車を停めさせてもらっていた浜松市地域遺産センターに戻ります。
ここでは、大河ドラマにちなんで『戦国の井伊谷』という展示が行われています。
大国に挟まれる地理条件が故の、まさに激動の戦国時代を歩んだ井伊谷を細かに解説してある、見応えある展示でした。プロジェクションマッピングもよかった。
こちらで案内されている方とちょっとお話し出来たのですが、8/20の直虎の放送後、やはり政次の供養塔を訪ねたいという方が後を絶たないそうです。
まさかあんな展開で最期を迎えるとは、地元の方も思っていなかったようで、政次ブームもまさかの出来事。供養塔までを案内できる紙資料がとても間に合わず、大変だったとか。わたしも、井伊谷の案内地図に手書きで場所を書いてもらい、行ってきました。
いくつかのお墓のような石(?)が並んでいる中、すぐに政次のものはわかります。
お花が手向けてあるから。私が来た時はたまたま誰もいませんでしたが、その後続々と人が訪れ手を合わせていらっしゃいました。
ここからは、ちょっと離れたところにある蜂前(はちさき)神社へ。
ここには直虎唯一の花押が所蔵されている神社。平日は無人のようですが、週末は地元の方達で管理されているようです。
またこちらでもちとお話しを。
ドラマでは政次は井伊家を守るために裏切ったように見せる描かれ方をされていましたが、私は実際のところは本当に裏切ってたんじゃねーのかな…と思っています。そこのところを聞いてみると、地元の人が食いついて来ました。
「あれはね、本当はね、裏切ってたね」と、まさに見て来た、聞いて来たかのような口ぶり(笑)。しばらく、その辺りの逸話について聞いてました。
御朱印は手書きのものと、花押と井伊の赤備えのコラボバージョンの2種類。セットで¥500-。
迷わずセットでお願いしました。
衝動的にやって来た浜松の井伊谷。
かなり充実した1日でした。
2017.8.26 静岡 【龍潭寺 井伊谷宮】
今回の投稿は、直虎見てない人には全くわからない内容になります。予めご了承下さい。
8月20日放送の衝撃の内容、まさにネットがざわつきました。
私も実際見てて直虎が政次を“槍ドン”した瞬間は「あぁぁ‼︎」って声出して放心状態になりました。
その日の本編後の紀行で政次の供養塔があることを知り、行ってみたいなぁ…
よし、土曜に井伊谷に行こう‼︎
調べてみると、直虎ゆかりの地、静岡県浜松市北区は移動するのに公共の交通機関ではなかなか大変そうなので、車のない私はレンタカーを予約。
当日朝は雨がぱらついていましたが、スグやんで快晴に。高速を走るには気持ちいい気候でした。
まず最初の目的地に選んだのは龍潭寺。
直虎の曽祖父 井伊直平が建立し、2代目住職が南渓和尚。直虎も次郎法師として出家していたお寺。ドラマの舞台にもなっているあのお寺です。
政次の衝撃の最期から最初の週末ということもあって、沢山の観光客。駐車場もいっぱいでしたが、10分くらい待ってお寺へ。
趣ある山門です。
山門から本堂へ向かっていると、衝撃の案内板が…。
えっ⁈嘘…今日が⁉︎
聞けば本当に8/26が直虎の命日なんだそうです。全く知りませんでした。すごい時に来たもんだ。
龍潭寺は国指定名勝の庭園があります。だからかな?拝観料¥500を払って本堂へ。
入ってすぐ、御朱印受付をされていたので預けて お寺の中を巡ります。
おぉ、これ何か見たことある。
井伊家 40代のお位牌を祀る霊殿。
中はこんな感じ。
右から井伊家 初代 共保公、杉本哲太 22代直盛公、寺田心→菅田将暉 24代直政公。
因みに桜田門外の変でお馴染みの井伊直弼は36代なんだそうです。
そして庭園。
いやぁ、素晴らしく心和む緑です。
鑑賞席には案内放送が流れます。石の置き方にもそれぞれ意味があるんだとか。
お寺の中をグルリと巡れば、御朱印も出来上がっています。
御朱印も美しい。
本堂からお墓へ向かいます。
この時初めて本堂を外からまともに見れました。
ちょうど私が本堂を回っている頃、お墓での法要をされていたようで、まだ多くの人がお参りをしています。そして焼香台もセットされていました。
向かって右から二番目が直虎公。三番目が直虎の幼少期の許嫁 三浦春馬 直親公のお墓です。
私もお焼香させていただきました。
明治5年に宗良親王を祭神として建てられた皇室とも関わり深い格式の高いお宮。
井伊家を祀る摂社もあります。
井伊谷宮から龍潭寺方面へ来た道を戻ると、参拝客がさらに増えて来ている模様。
車に戻る前に、もう一つ寄る所があります。
井伊家初代 共保公が出生したと伝えられる井戸。ドラマの中でも、竜宮小僧の井戸として度々登場するあの井戸です。
龍潭寺から歩いて行ける距離。案内看板も出ています。
ドラマ見てると、「あれ⁈」って思うような、田んぼのど真ん中。
間違いない。
これが、あの井戸です‼︎
この井戸にも沢山の人。
視聴率低迷なんて、色々言われている大河ですが、毎週楽しく見ているものとしては同じように楽しんでいる人が沢山いるのは嬉しい限りです。
この後も、直虎ゆかりの地めぐり、続きます。
2017.8.20 香川 【金刀比羅宮 善通寺】
実家での夏休み。
ハードディスクにアホみたいに沢山録画されてる番組の中に、こんぴらさんを回るブラタモリがありました。
それ見ながら行ってみようかな…って話してると、母ちゃんも行きたいと。
さらに妹もうどんが食べたいと。
珍しく3人で香川まで足を延ばす事になりました。
高速降りてまず
うどーん
日曜日だった事もあるけど、昼前から大盛況。我々はタイミングよくスッと座れましたが、その後入店の行列が出来てました。
讃岐うどん食べに行く人って、いくつかのお店を巡るらしいですね。そんな事知らないので、何も考えず大盛りをオーダー。
普通に満腹になったので、次に即もう一軒はせず、こんぴらさんに向かいます。
炎天下、参道下に到着。
100段なんて楽勝
この辺りから汗が止まりません。
大門
ここまで365段。
ブラタモリ曰く、聖と俗の境目です。
聖の趣。
ブラタモリで紹介されてた曲がる参道。
まだまだ先は長い。
ゴール!と思わせる、旭社。帰りにお参りします。
まだまだ上る。
ラストスパート。
こんな激励も。あと133段。
大汗かいて、本宮到着。785段。
天気も良くて、見晴らし最高です。肉眼では瀬戸大橋もはっきり見えました。
階段登ったご褒美。
本当はこの先に奥社と言われる目的地があるのですが、さらに倍の階段があるとか。70のばあちゃん連れた我々はそちらには向かわず下ります。
下りは先ほどの旭社に合流するまで別ルート。その先は登って来た道を下ります。
汗ダクダクでこんぴらさんをお参りした3人。
次は2件目のうどん。
また違ったスタイルで美味。
うどんの後は、八十八ヶ所の札所でもある善通寺へ向かいました。
75番札所 善通寺。
正式には五岳山 誕生院 善通寺。
誕生院の院号はお大師さまのお誕生の地であることを示しているそうです。
山門をくぐって、真っ先に目に飛び込んでくる五重塔。
金堂
善通寺は、東院と西院に分かれているとても広いお寺です。
五重塔や金堂のある東院はお大師さまが自ら建立された元々の善通寺。
この中門をくぐった先は、後に整備された西院。こちらに
大師堂があります。
とにかく広すぎてひろすぎて。
こんぴらさんプラス善通寺でこの日だけでかなりの汗をかきました。
汗かきのご褒美。
実はこの納経所で、私の出した御朱印帳がお遍路専用か否かを執拗に聞かれました。
違うから「違う」って行ったけど、お遍路専用かそうじゃないかで書かれる内容が違うのでしょうか。
まっ、いいけど。
2017.8.18 愛媛 【佛木寺 龍光寺 和霊神社】
8/19は法事のため、前日に田舎に帰って墓掃除です。
父ちゃんもばあちゃんも、ちょうどこのクソ暑い時期に亡くなったもんで、法事も毎回汗だく。もちろん、墓掃除も汗だくです。
墓掃除の後、母ちゃん連れて隣町にある八十八ヶ所の札所をお参りしてきました。愛媛県南予地方です。
この立派な山門は42番札所 佛木寺。
大師様がこの地を歩いていた時、唐に留学中、東に向けて投げた宝珠が見つかったとかでここを霊地にしたといういわれのあるお寺。(かなり割愛しまくった説明)
本堂
ここはかなりの田舎で、家畜もまだやってるところもあるでしょう。こんな供養塔も。
牛馬の安全を祈願するお寺でもあります。
大師堂。この前で、駐車場に停まっていたバスの団体さんが般若心経唱えてました。
佛木寺からまた順番が逆になったけど、41番の龍光寺へ。
あまりにも道が狭すぎて、車で上がれるのか不安になりながらも駐車場到着。
あら、ここは山門がない。こちら本堂。
大師堂
龍光寺さん、小さなお寺でしたが手水のシステムがハイテク!
出てないけど
タッチセンサー⁉︎
センサーが感知すると
出たー(≧∇≦)
これ、そのままにしておくと出っ放しなのでもう一回センサー触ってOFFにする必要があります。
そんなハイテクな龍光寺さんの納経
龍光寺さんから、宇和島へ。
って、佛木寺や龍光寺があるところも宇和島でした。私の高校時代はこの辺り、北宇和郡三間町だったのに、宇和島市三間町になったんでした。
ナビに入れると昔はなかった高速に乗れと。貧乏人は下道で行くベーって思ってたら、ここから宇和島市街地は無料区間らしい。
高速乗ってピューっと
こっちに住んでる時、来たことあったかなぁ…全く記憶はありませんが、立派な神社でびっくりしました。
宇和島藩といえば、独眼竜でおなじみの伊達政宗の息子、秀宗が治めていた地。その家老 山家清兵衛を祀っているのが和霊神社です。
これ、牛鬼っていいます。この地方に伝わる妖怪かなぁ。
お祭りの時には大きな体にこの首がついて、首が伸びます。私もの田舎でも子ども牛鬼担いだことあります。
あっ、高校野球の宇和島東高校の応援でこの小さいやつ持ってたかな。優勝した時とかは牛鬼打線なんて言われてましたね。
御朱印は超美しい!
かなりのお気に入りです。
夏休みの四国のお参りはもう1日。ちょっと遠出して来ました。また改めてアップします。
2017.8.17 愛媛 【繁多寺 浄土寺 西林寺 伊豫豆比古命神社】
夏休み分の溜まっているお参り日記です。
道後温泉周辺のお寺、神社をお参り後、確か周辺にも八十八ヶ所の札所があったはず…とスマホでチェックして3つをピックアップ。51番の石手寺から逆に50番方面へ車を走らせます。
正直、松山の札所は石手寺しか行った事なかったし知りませんでした。
50番札所は繁多寺。
意外と山の中。
歴史を感じる本堂です。
こちらは大師堂。
本来のお遍路のお参り作法としては、本堂、大師堂共に般若心経を唱えるというものがありますが、私はそんな準備もしておりませんのでお参りはサクッと終わってしまいます。
納経所ではインターフォンを押してお納経をお願いします。
実は、一つ前にお参りした石手寺で関西から使っていた御朱印帳が最後のページを迎えていました。蛇腹タイプなので裏も使えるんですが、裏に滲んでしまっているページもあるので、夏休み前に新しい御朱印帳を準備していました。
そしてここ繁多寺さんが2冊目の最初のお寺。
1ページ目を開いて差し出すと
「えっ⁈うちが最初でいいんですか?」
と恐縮されます。
繁多寺から49番 浄土寺へ移動の途中、歩き遍路であろう、ご夫婦を見かけました。
繁多寺の写真見てもらったらお分かりかと思いますが、この日は超快晴!この暑さの中、歩きはキツイだろうなぁと思いながら、エアコンの効いた車でスーーーっと移動すると
はい、あっという間に浄土寺到着。
ここの駐車場では県外ナンバーの車をたくさん見かけました。
浄土寺本堂
大師堂
大師堂ではしっかり般若心経を唱えていらっしゃるお遍路さんの横でサクッとお参り。
納経していただきました。
お次はちょっと離れたところにある48番 西林寺。
山門
本堂
大師堂
ヤバい。あんまり記憶がない…。
この写真撮る時、カメラが御影の十一面観音菩薩様のお顔を顔認証してました。(薄っぺらいエピソードでスミマセン)
暑いし、もう帰ろうかなぁ…と考えてると、子供の頃から何度かお参りしていた神社を思い出したのでそちらに向かいます。
今年の初詣にもお参りさせてもらった神社。
昔から椿神社、椿さんと呼んでいたのですが、正式名称は伊豫豆比古命(いよずひこのみこと)神社らしいです。読めんし覚えられん。
いつ来ても気持ちのいいお宮です。
商売繁昌の御利益がある椿さん。毎年2月の椿まつりは大変な賑わいになります。
今年初詣でおみくじ引いた時のお守りは財布に入ってます。
何度もお参りしている神社で初めて頂く御朱印。何か新鮮なものです。