2017.5.1 京都 【石像寺】
1週間以上前のことを思い出しながらブログを上げていくには、時間が必要です。なかなか週末しか時間が取れないなぁ。
お次に伺ったのは石像寺。本尊に弘法大師作と言われる石造菩薩を祀るお寺です。
この像が苦を抜いてくれると評判になり、苦抜き〜釘抜き〜釘抜き地蔵 と呼ばれるようになったそうです。
壁には釘と釘抜きの独特な絵馬が張り巡らされていました。
ここでこの後、思わぬ試練がやって来るため、写真を撮るのを完全に忘れています。
本堂でお参りし、本堂をグルリ一周。周囲にも8つだったか、9つだったか、お地蔵さんが祀られていて、それぞれに手を合わせます。
寺務所にて御朱印をいただこうと伺うと、ご住職から衝撃のお言葉が。
「御朱印はお作りできますが、お地蔵さんからの言い伝えで、お百度お参りされた方にしかお作りできません。
お百度の時間がなければ、数え年の数だけお参りください。そのお時間もなければ、またお時間のある時にお参りください」
正直、心の荒んでいる私は
「えぇぇ〜、マジでか😱」と思ったのは言うまでもありません。顔にも出てたかも。
今回の旅は、別に御朱印目的ではありません。と言い聞かせているところもありますが、御朱印をスタンプラリーにしたくない、という思いは強く持っています。しっかりお参りをして、敬意をもっていただくようにしています。
ならば、しっかりお参りするでしょ。時間もあるし。でも、数え年の数だけね。
ここが私の弱いところ😔
本堂脇に置いてある竹の数え棒を持ち、一周したら一本返す。こういうシステムです。
数え年の数だけとはいえ、40本以上も一気に持てないので10本ずつ持って回ることに。
私が回り始めた時、誰も回ってなかったので本堂周りのお堂全てに手を合わせて回っていると、慣れた感じの人はただただグルグル回るだけ。
「えっ、そんなんでいいの?」って思いましたが、作法は人それぞれ。
10周くらいしたあたりで「キッツイなぁ」って思い始めましたが、半分くらい回ると、これが不思議と無心になって回ってました。後から始めた人たちが先に終わらせるのも全く気にならず、ずっと自分のペースで回れたのでは?
お百度とはいきませんでしたが、終わってみれば気持ちスッキリ。非常にいい経験をさせていただきました。
しっかりお参りさせていただいた証です。
普段はお参りした後に色んな写真撮ってますが、妙な達成感からかすっかり忘れてました。
つづく