2019.1.25 福岡 【宗像大社】
これまで寺社仏閣をめぐる中、数多くの世界遺産も伺う事が出来ました。
今回は、日本で世界文化遺産に登録された中でも比較的新しい所に行ってきましたのでその報告です。
先に挙げた寺社は名前を聞くだけでどんなところかイメージしやすい所ですが、今回私がお参りしたのは福岡県宗像市の宗像大社(むなかたたいしゃ)。
福岡市との位置関係はこんなところ。福岡市と北九州市の間くらいの所にあります。
2017年に「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群として世界遺産に登録された構成資産の一つで、日本各地の宗像神社や宗像三女神を祀る神社の総本山です。
私が宗像大社でお参りするのは、おそらく15年位前、車を購入した際にお祓いを受けて以来だと思います。その時は、本殿まで入らなかったような気が…。
ここ宗像大社が車に装着する交通安全お守りの発祥だと聞いたことがあります。
これが手水舎。柄杓がなくて、デッカイ岩から突き出てるパイプから流れてくる水で清めます。こんなの初めて。
この神門を潜った先が
拝殿になります。
全体図を写真に収めるのに非常に難しい。ちなみに本殿は
こんな感じです。
宗像大社は、私がお参りしたお宮だけではないんです。今回お参りしたのが“辺津宮(へつぐう)”といい、大島というところにある“中津宮”、さらに沖ノ島というところにある“沖津宮”の三社を総称して言うのが正しいそうですが、いまではこの辺津宮を大社としていることが多いようです。
とにかく「神宿る」ですから、あまりいい加減なことも書けないので。
詳しくは、Webで‼ とても興味深い由緒です。
宗像大社には本殿を囲むように、たくさんの末社も鎮座しています。112の末社が22の社殿に祀られています。
この社殿すべてお参りするだけでも大変でした。
さらに今回初めて知ったのが、宗像大社はまだこの先にも続くということ。
この先に、さらに神聖なる場所が続きます。
まず、本殿のちょうど真裏に当たるところに二つの社殿があります。
「だいにぐう」「だいさんぐう」 と読むのかと思いきや、「ていにぐう」と「ていさんぐう」。
第二宮には沖津宮の田心姫神が、第三宮には中津宮の湍津姫神が祀られています。ここもお参りすることで、宗像大社の三宮をお参りしたということになるようです。
鎮守の杜の道と呼ばれる神秘的な森の中
さらに登るとそこは
宗像大社の敷地内で最も神聖な場所、高宮祭場。
宗像三女神の降臨地と伝えられています。
木々の生い茂り具合が何とも神々しい。
このあたり、他に誰も写っていませんが結構参拝の方いらっしゃいます。誰もいない瞬間を狙ってシャッター切るのも大変。
この高宮祭場に置かれているのが
この高宮割符というもの。私もお願いをしてきました。
神の降臨した山を下りて、祈願殿にて御朱印をいただきます。
私は前回の太宰府天満宮で神社用御朱印帳が最後のページになったうえに、ストック用の御朱印帳を持ってくるのを忘れてしまっていたので、初めて神社で御朱印帳を購入しました。
新しい御朱印帳のラインナップが増えたという事でしたが、それがまた、かいらしいこと。45のおっさんが持つには気が引けるほどのかいらしさだったので
スタンダードな御朱印帳にしました。
サイズもこれまで使っていた小さなもので、ビニールカバー付きは初。
ここからまた、新たな御朱印の旅スタートです。
今回、宗像大社を巡っていて、一つ私が探していたものがありました。
それは、世界遺産登録の証。というか、「ここ、世界遺産ですよ!」っていう石碑みたいなのが一つも見当たらなかったんです。
これまで巡ってきた所には何かしらあったのですが、宗像大社は登録されてまだ間もないからまだないのかなぁって思っていたら
ありました。
出店のテントの裏に隠れてました。